小嶋タカコ
生年:1971年
住所:東京都世田谷区
職業:主婦
自己紹介:無類のチョコレート好き(でも板チョコで充分)の主婦です。


里芋のサモサ



材料

<皮>
薄力粉     200g
サラダ油    50cc
塩       小1/2
ぬるま湯    60〜70cc(この日は60ccで作りました)

<具>
トリ肉     100g
玉ねぎ     100g
里芋      200g
えのき     大1/4袋くらい
カシューナッツ・万能ねぎ 適量
しょうが    1片
クミンシード  小1
コリアンダー  小1/2
ターメリック  小1/4 ガラムマサラ  小1/2
レッドペッパー 小1/8
ナツメグ    小1/8
塩       小1/2強

つくり方

皮を作ります。
ボウルにふるった薄力粉、塩を入れ軽くまぜ、サラダ油を一気に加えて指先でよく混ぜ合わせます。
ぬるま湯を少しずつ加えてひとかたまりにして、手で半分にちぎっては重ねを耳たぶのかたさになるまで繰り返します。
ぬれぶきんをかけて30分ほど寝かせます。

具を作ります。
フライパンにサラダ油でクミンシードとしょうがのみじんを香りがでるまで炒め、玉ねぎのみじんも加えて少し色づくまで炒めます。
小さく切ったトリ肉を加えて色が変わったら、小さく切った里芋、えのき、スパイス、塩を入れて炒め香りがでたら火を弱めてフタをして里芋が柔らかくなるまで蒸し煮にします。
最後にカシューナッツと万能ねぎを加えて、塩で味を整えます。
具を冷まします。

皮の生地を約40gに切り分け、15センチほどの円にのばして真ん中で切り、半月にします。
切り口に水をつけ、しっかりと合わせて円すい形にします。
具を詰めて口をしっかりと合わせます。

160℃くらいの弱火の油でゆっくりと揚げます。
カボスケチャップを添えました。

気持ち

以前にバイトしていたところで教わったサモサを里芋で作ってみました。
じゃがいもで作るときは茹でたのですが、里芋は茹でるよりも小さく切って蒸し煮にした方がおいしく感じました。
旬のものなので、具にえのきも加え、ケチャップにもカボスを加えてみました。
スパイスにナツメグを足してみました。

いくじなしなので家で作り、後は揚げるだけの状態で持っていきましたがおいしく出来ますようにとドキドキしながら作りました。
揚げるだけなのに、かなり緊張してしまいました。
弱火の油でじっくり揚げられてほっとしました。
いつものレシピを旬の物に変えて、作り方もここは少し変えてみようとか、スパイスも足してみようとか考えることができて、食べてもらうのは緊張しましたが、楽しかったです。



先生のひと言

サモサの具がおもしろかったです。里芋を茹でるのではなく、蒸し煮してみたというのもいいですね。素材の性質を実感で分かっている証拠だと思います。何度も作り慣れている感じも良かったし、喜んで食べている旦那さんの顔も浮かびました。サモサの大きさとか、具の大きさとかが、とても小嶋さんらしい(小嶋さんに似ている)感じがしました。そういうことが、料理にとって実はとても大事だと私は思います。


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