ハシヒロ
生年:
住所:東京都杉並区
職業:会社員
自己紹介:


焼きサラダ
カレーのカリカリ




焼きサラダ

私はいつもポテトサラダを多めに作ります。その日はそのまま食べて、翌日は残りをグラタン皿に入れてパン粉、粉チーズ、バター少々のせてトースターでコンガリするまで焼いて食べるのです。
焼きサラダと思ってました。
私のポテトサラダはジャガイモと人参を食べたいだけ茹でて切って、味付けはマヨネーズと牛乳を同量で味がつくまで。あと胡椒とおろしニンニクは入れたり入れなかったり。なんかボケてたら塩少々。あと最近は中華街で買った揚ネギフレークを入れるのがマイブームです。
焼き立てに醤油をちょっとかけてご飯のオカズにします。

カレーのカリカリ

ジャガイモを千切りにして、水にはさらさないでそのまま油で炒めつつ、すぐカレー粉を入れてさらに炒めます。その日によってサクサクかネットリまでか炒めます。
私はS&Bの赤い缶のやつです。味は塩とナンプラー。なんかボケてたら砂糖をほんの少々。
そんなジャガカレー炒めを、後は@とまったく同じにパン粉、粉チーズ、バター少々のせてトースターでコンガリです。で、最後にオカカを上にばさっとかけて終わりです。
これが私の中ではカレーのカリカリです。

気持ち

昔発明して延々食べ続けているオリジナルです。
どっちかを作ったら翌日はこれです。
帰ってすぐアレを焼いて食べようと思うと、心が温まるという。
しかし私の純粋オリジナルってこのようにかなりショボクて、情けないような気もして迷いました。
もちろん事前に言うのも恥ずかしくて言えませんでした。
でももう終わった事なのでスッキリです。

しかしこんな料理でも、当日失敗していたのです。
両方とも私にとってはカリカリ感が命だったようです。
実は、普段ならバターはケチッってカケラをポチポチしか乗せないのに、今回はゴージャスにしようなんてつい思ってしまい、バターを通常よりドッサリ乗せて焼いてしまいました。
結果として、なんかジドジトになりガックリしました。
やはりいつもみたいにケチっとけば良かったです。
あと、焼きサラダはもっとお皿にスカスカにポテトサラダをのせて焼いた方が、いつもみたいにカリカリ感が出たのに、ギッチリ詰めて焼いた(人数分にしたくて)ので、ますますギトギトして重い感じがしました。マヨネーズグラタンになってしまいました。
なんていうか、グラタンとするにはマヨネーズである以上しつこいので、初日の出来たての温かいポテトサラダを、翌日も温かく生かしたいという気持ちから出来た料理なんだと思いました。
自分でも知らなかったです。
最後にオマケは、すや(or川上屋)の栗きんとんモドキ!(朝作って当日配っただけ。)



先生のひと言:

こういうのを待っていた!というメニューと味でした。普段着だし、さすがに何度も作ってらっしゃるから(中学生の頃からというのが素晴らしい)、味に余裕がある。どうやっても失敗のしようがない、確実な味とレシピだと思います。これを書いていてむしょうに食べたくなり、実はさっきカレーのカリカリを作りました。じゃが芋を水につけないというのがポイントですね。カレー味にナンプラー、チーズとオカカというのがユーモアもあって、私はそこが洒落ていると思う。おおらかなこういうメニューって、向田邦子さんの手料理に通じるものもあると思います。S&Bのカレー粉も大賛成。気取らずに、日本人の本当に好きな味というのを追及すべきだと、つねづね私も思っているので。
私はいつか「自炊本」を作ろうと思うのですが、生徒さんに教わったと添えて、これを発表させていただきたいと思うほど、気に入ってしまいました。
おまけの栗きんもどきも、栗の味がいきていて、粋でしたよ。


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