渡邉 嘉那子
生年:1975年
住所:東京都新宿区
職業:会社員(食肉卸 事務)
自己紹介:東京生まれ、A型、主婦歴3年です。


鴨と豆腐のハンバーグ 〜ヘルシーかも〜



材料

鴨挽肉       200g
木綿豆腐      1/2丁
ごぼう       1/2本
長ネギみじん切り  1/2本分
生姜絞り汁     小さじ1
塩、胡椒、サラダ油 適量
水菜        1/2把

<タレA>
柚子胡椒、ごま油  適量

<タレB>
バルサミコ酢    大さじ1
醤油        大さじ2
砂糖        小さじ1強
みりん       小さじ1

つくり方

1 豆腐はよく水切りをしておく。ごぼうはささがきにして、水にさらしてあくを抜き、水気を良く拭いておく。水菜は食べやすく切り、皿に敷く。
2 タレBの材料を混ぜておく。
3 ボウルに鴨挽肉、豆腐、長ネギのみじん切り、生姜の絞り汁、塩、胡椒を入れてよくこね、ごぼうを加えてさらにこねる。
4 2を12等分して丸め、普通のハンバーグのように焼く。
5 柚子胡椒がお好みの場合、焼きあがった4を皿に盛り付け、柚子胡椒とごま油を適量合わせたものにつけて食べる。タレBを使う場合は、フライパンから取り出さずにタレをかけ、煮詰めながらからめ、皿に盛る。

気持ち

肉屋育ち、肉屋勤務ということで、肉を使った料理で季節感を出したいと思いました。
元々狩りの季節だからだと思いますが、鴨といえば秋冬に多く食べられます。
そこで、鴨には付き物の長ネギをみじん切りにしたものと、旬のごぼうをたくさん入れて、鴨と豆腐のハンバーグを作ろうと思いました。
味付けには鴨鍋に合いそうな柚子胡椒と、イタリアンで鴨料理のソースに良く使うバルサミコ酢ベースの2種類を作ってみました。
肉料理ですが、とてもヘルシーな一品になったと思います。
「ヘルシーかも」は、スイセイ様が名付け親です。

「その後の気持ち」
ふくう料理教室での時間は幸せすぎて、思い出すと胸が切なくなります。
あの時の自分がとてもうらやましい。
また、卒業制作のレシピに対しての反省点などもたくさんわいてます。
そんな何ともいえない気持ちになるので、この料理は、その後一度も作っていません。
教えていただいた様々なことは、自分が思っているよりも深く身にしみ込んでいるようで、料理に対する気持ちが大きく変わった気がします。
本当にありがとうございました。
早く他の皆さんの料理を作って味わってみたいです。


先生のひと言

鴨のひき肉は、ちょっと脂が少なめだったので、ごま油を少し混ぜ込むといいなと、食べながら思いました。
鴨の脂身はあまり入っていなかったのかな?。
肉から季節を感じるというのは、さすがお肉屋さん育ちです。
下にしいてあった水菜が秋らしかったです。
バルサミコのソースは、肉汁と混ざるとおいしさを発揮するように私は思います。肉汁が足りない時は、バターを加えるとこくが出ますよ。
辛子じょうゆとか、大根おろしで食べてもおいしそうですね。


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