この本は高山なおみがうちで何を作って何を食べたかというある一年間の記録です。
毎日毎食（ほとんど）食べ物の写真を撮り、メモをしました。
手書きメモの味わいが損なわれないようブックデザインを工夫しました。
おいしくできた料理には簡単レシピを添えました。

贅を尽くしたごちそうだけが「料理」ではありません。
昨夜の残りを朝に出すことも「料理」です。
元気なときも元気じゃないときも自分や家族のために毎日作り続ける「料理」の広い世界があります。
この本には、そういうことも書いてあります。

くたびれたら、どうぞさぼって下さい。

一年（2005年）分たっぷりの記録は一冊に納まらなかったので、「上」（1月6日〜6月30日）と今回の「下」（7月1日〜2006年1月7日）の二冊に分けました。
「上」には、保存食レシピ、「下」には正月料理のレシピと、謎のオマケが付いています。

*「日々ごはん」(アノニマ・スタジオ刊）などと合わせて読むとより楽しめます。
「日々ごはん6」（2004年9月から2005年2月まで分）
「日々ごはん7」（2005年3月から2005年8月まで分）
「フランス日記」（2005年4月分）
「日々ごはん8」（2005年9月から2006年2月まで分）