押し入れの虫干し

挿画:合田ノブヨ(表1)、他は著者(高山なおみ)の子供の頃の絵


「押し入れにため込むばかりで、少しずつ膨らむ荷物。重すぎてなかなか整理ができず、何十年も見ないふりをしてきた埃まみれの荷物が、隅っこの暗闇で窮屈そうにしていました。」(本文より)

高山なおみ自身の遠い過去。
幼いころ、一番最初の記憶のころ、少女でもないころ、少女のころ。
うーんとお古のセーターを、少しづつ毛糸にほどくようにして思ひ出をたどりました。

*この本は、リトルモアの季刊「真夜中」No.6〜13への連載に加筆訂正をくわえ、一冊にまとめたものです。

高山なおみの子供の頃の絵


*ブックデザイン:祖父江慎+佐藤亜沙美(cozfish)

*2011年12月発行
*発行:リトルモア
*1500円+税
*ISBN978-4-89815-325-3

*当ページの責はふくう食堂にあります。

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