2003年10月中

●2003年10月20日(月)晴れ

スイセイは朝から写真撮影をしている。
ベランダに、カバンやら服やらいろいろ並べては撮っている。
私もカバンを持ってモデルさんになった。
これはスイセイの作品たちで、ホームページ用の写真らしいっす。
近所の公園にも行って撮った。
3時くらいから、明日の撮影用の買い物に自転車であちこち行く。
帰りにおいしい魚屋さんで、めじまぐろのお刺し身、あさり、イカの丸焼き(ちょうど炭火で焼いていた)を買う。
帰ってから、もういちど近所のスーパーへ。
そして久々にジムにも行く。
夜ごはんは、めじまぐろの刺し身、イカの丸焼き、中国大根と三つ葉のポン酢和え、小松菜と中国大根の葉のバター炒め、あさりの味噌汁、麦とろ納豆、玄米。
ちよじがお出掛けでいないのに、なんだかご馳走になってしまった。
頑張って食べる。
そういえば、最近私は体重がもどってきた。
ジムの成果だと思うな。
週に1回だけど、クウクウにいた頃のように、しっかり汗をかくもの。
風呂に入る時、背中の筋肉がついてきたような気がして、スイセイに見せに行った。
私「ねえ、なっとる?」 スイ「おー、なっとるなっとる」とすぐに答える。
けどそれは、よくよく聞いてみたら背中のぶつぶつのことであった。
冬になり初めの頃、乾燥肌になってぶつぶつができる私だ。
さっそく風呂上がりにクリームを塗った。

●2003年10月19日(日)快晴、暑いほど

昨夜は、ちよじがお客さんをつれて来た。
私とスイセイは初対面だけど、福島から来ていて、新宿のレディースサウナに泊まるつもりだと言うので、家に泊まってもらいました。
ちよじが大好きな人だから、それだけで私はOKだ。
けっこうくたびれていたし、教室の前の晩だったから早めに寝ようかと思っていたのに、感じのいい爽やかなお友だちだったので、私はどんどん楽しくなって、ワインを飲み初めてしまった(しかも、ひとりでたくさん飲んだ)。
けっきょく、風呂に入って寝たのが3時でした。
さて、今日は3組の教室。
あまりに天気がいいので、とちゅう洗濯をしながらやった。
授業中に洗濯物を干す先生って、どうなんだろう。
今夜のご飯は、試作で鍋ものをやる。
その前にまる子とサザエさんを見なければと、今スタンバっているところです。
ウルルンもはずせないしな。
そういえば今朝スーパーに買い物に行ったら、「何を買いに来たのかしら。忘れちゃったわよー、私」なんて、ぶつぶつ独りごとを言っているばあさんがいた。
分かるなーその気持ちと、ついつい笑ってしまい目が合ったところで、「あらー?あんたどっかで見たことあるわねえー、料理の先生じゃないかい?」と、手を握られてしまった。
「いつも見てんのよ、私。あのバレーボールの選手だった人が出てるやつ。あの再現したビデオみたいなの、おもしろくってさ、いつも楽しみにしてんのよ。あらー、郁恵ちゃんたちのに出てる先生だわねー。いいわよねー、あの子たちはほがらかでさあ」 と、話がとまらない。
「私はさあ、さっきラジオ体操に行ってきたのよ。あの、何って言ったっけ、大きいあそこの公園。そこでいろんな地区が集まってやったんだよ」なんて言いながら、景品の湯飲みまで見せてくれた。
なんだか、私はちょびっと嬉しかった。
こういうおばあちゃんが見てくれているんだなあ。
こんど収録をやる時、テレビの向こうにいる、このおばあちゃんのような人たちに向かってやってみよう。分かりやすく、作りやすく。
さて夜ご飯は、鷄と帆立のだんご鍋。
スイセイにもちよじにも大好評でした。
「料理家の家族でよかったのう」なんて、スイセイが言っていた。
10時からはウルルンタイムだ。
ちよじも毛布をかぶって、3人並んで寝転がって見る。
スイセイはこの寝室のことを「ビデオルーム」と呼んでいる。

●2003年10月18日(土)雨のち曇り、冬のように寒い

起きた時にはわりと元気だったので、ビートルズなんかかけて洗濯したりしていたが、どんどん具合が悪くなってきた。
寒いからだろうとストーブをつけても、一向に良くならない。
つま先を触ると、すごく冷たい。
そのうち下っ腹も重苦しくなってきたので、毛布にくるまってダウンしていた。
ちよじは、今日たいせつな写真の仕事があって、午後から張り切って出掛けて行った。
由美ちゃんの赤ん坊が生まれたから、私たちも出掛けるつもりでいたが、私だけ暗ーい気分。
こういう日は出掛けるとろくなことがないから・・などと思って寝ていたが、スイセイは張り切っている。
「こういう時はの、二度とないことなんじゃけえ、俺は自分が忙しいことより赤ん坊の方に合わせるようにしとるんよ。じゃが、みいはええで。無理すんな」 なんて、歯磨きしながら言う。
「もしかしたら行けないかもしれないけど、2時間待ってもらってもいい?」と聞くと、「ええで〜。みいも行きたい気持ちはあるんじゃから、俺は待っとるで。よう休んでの、しっかり寝とりなさい」と、恐ろしく優しいスイセイだ。
30分寝て、じわじわとだいじょうぶな気分になってきた。
風呂に入って充分温まり、あったかい格好をして、タクシーに乗って行ってきました。
助産院は、普通の家だった。
明るくて、玄関を入るとすぐに台所で、おばさんが夕飯の支度をしていた。
かつおだしのいい匂いがして、清潔で明るくて、温かい雰囲気。
布団をくるっと畳んでそこに寄りかかり、他の家族がニコニコと赤ん坊を抱いている。
2階に上がると部屋が三つあり、「ただいま出産中」という立て札の部屋もあった。
由美ちゃんの部屋は、子供部屋くらいの広さで、もう一組の夫婦と同室。
なので、居間みたいな所につれて来てくれた。
赤ん坊は、すごく綺麗な男の子だった。
一昨日生まれたばかりとは思えない、ちっちゃいのに大人みたいな顔立ち。
由美ちゃんもぜんぜん元気で、お肌もつるっつるだ。
旦那さんの大ちゃんと抱き合いながら、立て膝で産んだんだそうだ。
破水しなくて、膜をかぶったまんまで、「バカボンがイビキをかく時の風船みたいでしたよ」なんて大ちゃんは言っていた。
由美ちゃんも、「何か股の間でぶらぶらしてるなーって思った」そうだ。
そうやって生まれてくる赤ちゃんはとても珍しくて、孔子の教えで「なんとか(忘れた)の子供」と言うそうだ。帽子をかぶって生まれてきた徳の高い子供という意味らしい。
苦労せずつるっと生まれてきたことって、赤ん坊の人生にとって、何か影響を及ぼすのかもなあ。それは誰にも分からないことだが。
赤ん坊はずっと寝ていて、寝ながら泣いたり、すぐに泣きやんだりしていたが、延々と穏やかな感じだった。
抱かしてもらうと温かくて、柔らかくて、ぼーっとしてしまう。
しおりちゃんの和楽とはまた全然違った赤ん坊だ。
ふたりとも近所同志なので、これからふたりが大きくなってゆくのがすごーく楽しみ。
兄弟のように育ってゆくのだろうな。
和楽はやんちゃ坊主になるにちがいない。
「ピンポン」の二人みたいになるのかも。
あー、行って来て本当によかった。
帰りに吉祥寺でおいしいラーメンを食べ、スイセイとふたりでてくてく帰って来ました。
なんか、由美ちゃんと大ちゃんと赤ん坊が、4畳半を半分に仕切った部屋の布団の上で固まっている様子って、ちんまりとした小さい家族っていう感じがした。
狭いし、自分たちの荷物もあまり置けなくて不便だろうけれど、それで充分に満ち足りた、小さい家族。
それを、いい匂いのするあったかい家(助産院)が囲っている。
大ちゃんは、衿がほつれたTシャツを着ていた。きっと仕事が終わって、くつろぎ着に着替えて、駆けつけてきたんだろう。
赤ん坊がかわいくてかわいくてたまらず、由美ちゃんにも赤ん坊にも、愛情があふれてたまらない大ちゃん・・ていう感じがすごくした。
そういう幸せな大事な時間の中に、私たち夫婦も混ざらせてもらい、見せてもらったような、とてもありがたかったなーと、布団の中でじんわりしながら寝た。

●2003年10月17日(金)ぼんやりした晴れ

ちよじは部屋にこもって「海辺のカフカ」を読み耽っている。
だから私は、できるだけ邪魔をしないように放っておく。
今日は新しい仕事の電話がたくさん鳴った。
けど、スイセイが事務員さんをやってくれているので、とても助かる。
私は、ちょびっと二日酔いなので、布団の中でうろうろしたり、風呂に入ったり、大量の洗濯物をたたんだりして過ごす。
今、やっとちよじが部屋から出てきて、納豆トーストを作ってくれている。
すごい匂いがするが、楽しみだ。
納豆トースト、すごーくおいしかったので、教わったレシピを書いておきます。
まず、納豆1パックについてきた辛子やたれを混ぜてよく練り、マヨネーズ、ねぎ、七味唐辛子を加え混ぜる。
パンにバターを塗り、上の納豆をべったりのせ、かつおぶし、チーズをのっけてオーブントースターで焼く。食べる時に七味をたっぷりふりかける。以上。
なんとなく私はくたびれモードなので、布団を敷きっぱなしで、寝たり起きたりして過ごす。
夜ご飯は、麩チャンプルー、ごぼうとひじきのきんぴら、ちくわのチーズ詰め炒め、貝割れとレタスのサラダ、玄米、わかめとねぎの味噌汁。
麩チャンプルーは評判が悪かった。
誰も何も言わないけれど、お皿にたくさん残っていた。

●2003年10月16日(木)晴れ

午後から皆でりうの家へ行く。
てくてくと歩いて。
陽はさしているけれど、空気がひんやりして、清々しい秋の遠足日和だ。
お弁当を作ってくれば良かったなー、公園で食べたりして・・なんて思ったけれど、ぎりぎりでやっと文が書けたので、それどころではなかったことを思い出す、のど元過ぎればの私だ。
途中、ユーズドの家具屋さんにも寄り道した。
ちょっと気に入った椅子があったので、中で作業している男の子に声をかけてみた。
のんびり彼の説明を聞いているうちに、声の調子とか、考えながら(たぶん言葉を選びながら)話す時の彼のまつ毛の震えみたいなのが、すごく感じよかった。
なんというか、もの作りの人の真摯さを感じたのだ。
紺色Tシャツと茶色のだぼだぼパンツに塗料をいっぱいつけて、指にも塗料がついたまま、おでこに蚊がとまっているのも気にせずに、ゆっくり話す感じ。
ものに対して真面目な人は、自分に対しても、人に対しても真面目(正直)だと思う。
かわいかったなー、顔も、声も。
さて、りうの家に着き、近所のホームセンターに行って湯沸かし器を買い、こんどは4人でてくてく歩く。
というか、歩くのが異常に早いスイセイとりうは、どんどん先に行ってしまう。ちよじと私はキョロキョロしながら歩いているので、すごい距離が開いてしまう。
ぜんぜんめげずに、古い作りの床屋さんや、まな板を売っている材木屋さんや、昔ながらの米屋さんなど、ちよじとふたりで立ち止まって満喫する。
夕方から、「のらぼう」でご飯でした。
5時半くらいから11時過ぎまで、ちびちび飲みながら、すごい量のおかずをいろいろ食べた。ぜんぶおいしかった。
今日、私は地もののブロッコリーが出始めだと知った。
カリカリもほもほと、若い味がしてとてもおいしかった。
真冬のもっこりしたのとは、またちがったおいしさでした。
帰ったのは12時くらいだったが、また今夜もスイセイと軽く語り合う。
風呂にざぶんと入って、2時に寝た。

●2003年10月15日(水)わりと秋晴れ

昨夜はスイセイと4時まで語り合ったので、1時に起きた。
スイセイはとっくに起きている様子。
ちよじは1時半くらいに、しっかりした寝起きの顔をして起きてきた。
晴れているので洗濯をし、なんとなく押し入れの掃除まで始める私だ。
寝ぼけていて、気がついたら掃除をしている自分がいたって感じで、実はそんなにやる気がないことに気がつき、途中でやめる。
朝ごはんは、サッポロ一番におでんをのせて食べた。
スイセイはしょうゆ味、私とちよじは塩味だ。おいしかったー。
おでんはこれでぜんぶ食べきりました。
今は、次の撮影のレシピをやり終わったところ。
夜ごはん、試作にしようかどうしようか悩んでしるところです。
スイセイと買い物に行き、豚の固まり肉を買ってくる。
試作しました。オザケンを聞きながら。
あー、これも歌った、これなんかセリフつきで歌った・・と、カラオケの恥ずかしい思い出がよみがえりながら。
私、酔っぱらって、たぶんメドレーであるだけ歌いまくったような気がする。
しかも、私の他は誰もオザケンファンではないのにだ。
夜ご飯は、豚の鍋蒸し焼き(スイセイはステーキだーと言って喜んでいた)、大根浅漬け、こんにゃく刺し身、納豆、玄米。味噌汁はなし。
ちよじは大阪出身だけど、納豆が好きなのだそうだ。
パンにバターをぬって、納豆と辛子とねぎとマヨネーズを混ぜたものをのっけ、かつおぶしとチーズをのせてオーブントースターで焼くと、すごくおいしいんだそうだ。
食べてみたい! こんど作ってくれるって。

●2003年10月14日(火)雨

昨夜も文章書き。
4時に寝ました。
そして、12時から打ち合わせ。
赤澤さんと近況の話などしながら楽しく打ちあわせ。
終わってからは、ちよじと図書館へ。
私は5冊、ちよじも5冊借りてきた。
ちよじは「ゲド戦記」と「海辺のカフカ」を借りていた。
さあ、今日はゆっくり読書デーにしよう。
布団の中で、小さい電気をつけて。
こんな雨の日は、読書日和だ。
なんて思いながらも、すぐに寝コケてしまう私だった。
今夜のご飯はカレーライス。ちよじが作ってくれました。
寝ながら、台所の音が聞こえてくる。
何かをすりおろす音や、トントンとまな板の音。
晩ご飯の支度の音を聞きながら眠るというのは、なんて幸せなことだろう。
私は始めて知った。
いいなー、スイセイは。いっつもそれを聞きながら、よく昼寝しているのだから。
そして、この昼寝がすごかった。
こういうのを入眠幻覚というのだろうか・・分からんが。
誰かが布団に入ってきたり、布団の上を押さえられたり、体を触られたり、そして最後には、掛け布団ごと体が宙に浮いた。
そして何度も目が覚めながら、そのたんびに、ちよじがたてる台所の音がするのだった。
夢のまにまに、「こんなことしていたら、私頭が狂うんではないだろか」と思いながらも、あまりの気持ち良さにまた入眠。
カレーはすごくおいしかった。
すりおろしていたのは人参とじゃが芋だそうで、豚肉にも片栗粉をつけて煮込んだらしい。
コンソメ入りの、カレールーは少なめ。
優しい味で、カレーというよりは洋食という感じだ。
途中まではちよじの家のカレーで、あとはオリジナルだそうだ。
こんもり盛った大根の千切りに、貝割れがドーム型にのっかっているサラダも、塩味のドレッシングで美しく、さっぱりとおいしかった。
人が作るご飯はおいしい。
うーん、満足じゃ。

●2003年10月13日(月)曇りのち大雨、のち晴れ

そう。今日の天気はすごい変容の空模様を見せてくれた。
朝は蒸し暑いくらいの曇りで、そのうちに雨が降り初め、とちゅうでどしゃ降りになった。
雨が上がったと思ったら、こんどはぐんぐん晴れてきて、青空が見え、ピッカピカ(ほんとにそうなのだ。この表現しか当てはまらん)の雲が浮かんでいる。
みどりちゃんは、「ドラマチックな空だなー」とつぶやいていた。
そんな天気の中、撮影でした。
すごい量のカット数だったので、11時から6時までかかったが、楽しく進んでいった。
私は、アドリブも冴えていた。
たとえば香菜は本当にのせたほうがおいしいのか?それは洒落ているだけではないのか?とか、背骨をまっすぐにしてちゃんと考える余裕があった。
というか、そっちをだいじにしてくれる撮影だったので。
最近の私の料理は、どんどん無駄が省かれてシンプルになってゆくが、どこまでそれでいけるか、ちょっとまかせてみよう。
終わってから、ぐったりと疲れて2時間ほど昼寝。
夜ご飯は、撮影の残りものを3人で食べる。
風呂に入ったら、なんだか元気が出てきた。
風呂に浸かっている時に、文章が書けそうな感触が腹の奥の方であったのだ。
ちよじにはリビングのはしっこで寝てもらって、私は原稿書きに精を出す。
書けそうな気がする・・と思った時、これってもしかしたら陣痛に似ているのかも?って思った。う、生まれそう・・。
もちろんぜんぜん強弱が違うというか、重苦しさは違うだろうけれど、それに気がつく種類はいっしょかもな。

●2003年10月12日(日)曇り、なんだか蒸し暑い

昨夜は1時過ぎに寝たので、朝6時に目が覚めてしまった。
原稿の続きをやろうかとも思ったが、今いち気がのらず、布団の中で「停電の夜に」をぼんやり読む。
7時になっても8時になっても頭がパカパカして眠れない。
脳の中のどこかがおかしくなっているのだ、きっと。
文章のことをやり始めると、いつも私はそうなる。
足をのばしたり、布団の中で地味にストレッチなどしているうちにいつしか寝てしまったらしい。
スイセイに起こされて、目が覚めました。12時だっ! 大慌てで風呂に入って目を覚まし、買い物に行く。
教室が1時からなので、ちよじとスイセイと3人で協力して準備する。
生徒さんの赤ちゃん、またまたでっかくなっていました。
ほとんど10キロですって。
お母さんは、おんぶ紐でくくりつけ、しっかり参加していた。
終わってから、たくさん抱かせてもらいました。
私の腕につかまって、顔を胸にくっつけ、よっかかってくる感じがたまらんっ。
元気に育ってゆく赤ん坊の重みって、頑固でびくともしなくて、その鈍感さ(?)のようなものは、神々しいとさえ思った。
ずっとと言っても、時間にしたら15分くらいしか抱いていなかったのに、私はしばらく筋肉痛みたいになり、夜ご飯の時茶わんが重かった。母は強しだなー。
生徒さんが帰ってから、明日の撮影の仕込みをバリバリする。
しかし、6時半からのサザエさんは見逃さなかった。
夜ご飯は、鯵の干物、中国大根(生徒さんにいただいた、皮が赤い大根)と白菜のサラダ、ひじき、しいたけと卵の清し汁、サツマ芋の炊込みご飯。
ちよじにひじきの作り方を教えながら、炒めてもらっていたら、「この字がかわいい」なんて言う。
何かと思ったら、フライパンの柄のところについている小さいシールの文字でした。
そんなとこ、ぜんぜん気がつかなかったわい。
ちよじと私は、見るところがぜんぜん違うことにまたしても感心する。
もしかしたら、ちよじってカメラの目なのかなあと思った。
パシャ、パシャツと、見るもの見るもの絵のように見えているのかも。
試しに視力を聞いてみたら、2.0だそうだ。
確か、斎藤君もそうだったような気がする。
「見えすぎちゃって困る時があるんです」なんて、前に言ってた。
10時から3人でウルルンを見る。
わが家の恒例は、布団をしいた上に寝そべって、毛布だけかけながら見るのだ。
先週もそうだったけれど、すっかりちよじも毛布の中に入り、それに参加している。
他所の家の猫が、布団の中に入ってくるみたいで不思議だ。

●2003年10月11日(土)薄曇り夕方から雨

昨夜は4時までがんばったので、ぐっすり眠って3時に起きました。
大急ぎで身支度をして、スイセイと街に出掛ける。
炊飯器を買いに。
こんどお米の撮影があるし、炊飯器が2個あるのって料理家としては当たり前かもって思って。
けっこう良いのがありました。
炊飯器の形自体もシンプルなのが出てきていたし、発芽玄米や玄米モードがついているのが当たり前になって、しかも前よりかなり安くなっている。
世の中の流れ(食生活の)に合わせて、炊飯器も変わってきていることに感心しました。
帰りにちょっとクウクウに寄って、季節サラダだけ食べ、てくてく歩いて帰ってきた。
夜ご飯は、秋鮭のムニエル(バルサミコ醤油レモン汁ソース、白菜千切り添え)、新里芋と春菊の含め煮、こんにゃくピリピリ炒め、大根の味噌汁(マッキーの味噌がおいしー。来年、作り方を教えてもらおうと心に決める)、玄米。
ちよじの写真が上がってきた。
まだネガの状態だけど、すごくおもしろい。
それぞれの人が、いちばんその人らしい動きをしているカット。
こんな風に、ちよじの目は景色を切り取っているのかと感心する。
風呂から上がって窓を開けると、雨。
沁みるような雨。



日々ごはんへ めにうへ