2026年     めにうへ

●2026年1月15日(木)ぼんやりした晴れ

今朝は7時過ぎに起きた。
陽の出の瞬間は見られなかったけれど、靄に包まれた紅い太陽が見えた。
ゴミの日なのでてきぱきと身支度し、モップがけ。
うっかり忘れそうになったけれど、ラジオ体操第二には間に合った。
苦手だった横曲げも、いくらかやわらかく動けるようになってきた。
きのうは、4時まで集中して仕事をし、久しぶりに文子さんさんとドライブがてらのお買い物。
住吉の「コープさん」と「成城石井」で、欲しかったものがみんな買えた。
今日は、窓を開けていても暖かい。
お昼にきのう買ったサーモンをムニエルにし、残ったオイルでほうれん草を炒めた。塩はほんのちょっとだけ。
今の時季のほうれん草は、茎の根もとまでみっちり太って、炒めるとねっとりする。
サーモンには強力粉をまぶし、多めのオリーブオイルでカリッと焼いた。
オイルが多めだと、まわりがカリッと固まって蒸し焼きのようになるから、身がふっくらと膨らむ。
ほうれん草もサーモンも、一口食べたら声が出た。
こういう、なんでもないごはんがすごくおいしい。
今日もまた、新しい『日々ごはん』の粗校正。
今巻は1年分を1冊にまとめることになっているので、読み込みを進めていると、季節の微妙な移り変わりが、日毎にじんわりと伝わってくる。
蝉時雨のなか、エアコンのない1階で夢中になって原稿を書いていて、クラッときた真夏から(熱中症に注意!)、お風呂上がりの夜に、空気の甘い匂いを嗅いだ秋。海がだんだん光るようになった秋の終わり。
10月まで終わったので、残すところあと2ヶ月だ。
夜ごはんは、ピザ・マルゲリータ(きのう「成城石井」で買ったのをオーブンで焼いた)、にんじんの塩もみとロメインレタスのサラダ(玉ねぎドレッシング)。
どうして急にピザが食べたくなったかというと、このごろYouTubeで「ミスター・ビーン」のアニメ版を見ているから。
英語の勉強になるだろうと見はじめたのだけど、変な声で何を言っているのかいまいちわからないので、勉強にはならない。
でもテンポがよく、おもしろくてやめられない。
それにビーンは、料理が好き(多分)。

●2026年1月13日(火)曇りのち薄い晴れ、一時雨

陽の出前の空は雲の色が移ろって、とてもきれいだった。
赤紫、茜紫、茜色。
7時過ぎに顔を出した太陽は、雲に透けて大きく大きくにじんでいた。
いつもは、このくらいの時間にエアコンを入れ、部屋が温まってから起き出すのだけど、今朝は寒さを確かめたかった。
なかなかベッドから出られない。
お風呂に浸かって体を温め、今朝もまた英会話のラジオ。
そして、ラジオ体操第一と第二。
体がなめらかに、弾むように動く。ジャンプするのもはじめは不安定だったのに、普通にできるようになった。
ただ、体を横に倒す運動だけは苦手。膝に重心がかかると痛いので。
私の膝は、この間中野さんちでユウトク君たちとサッカーをしてから、また少し痛くなった。 
今は、ずいぶん調子がよくなったけれど、サッカーが原因だったのかも。
やっている最中はなんでもないのに、翌日から痛くなってようやく気がついた。
今日は曇が厚いな。
夕方みたいに薄暗いけれど、対岸の水際に金色の光がすーっと伸びている。
空気が静か。『日々ごはん』の粗校正日和だ。
きのう、5月まで終わったので、今日は6月から。
その前に、もういちどはじめから遡って見直しをする。
今は4時半。7月の末までできた。
目が痛くなって、集中力が切れたので、今日のところはもうお終い。
夜ごはんは、ねぎとエビのチヂミ(米粉で生地を作ったら、カリッと焼けた。黒酢、醤油、粗びき唐辛子、きび砂糖のタレで)、大根と白菜のお粥(生姜、ごま油)。

●2026年1月11日(日)曇りのち晴れ

今日は、1が3つ並びの日なのだな。
111だ。
金曜日は、とてもいい撮影だった。
撮影中は島崎さんをはじめ、デザイナーもカメラマンも、誰もおしゃべりをしていなかった。
しーんとしたなか、窓からはサンサンと太陽の光が差していて。
みんな、自分の持ち場の仕事に集中し、その空気を感じながら私も台所に立って、ひとつまたひとつと撮影が進んでいった。
カメラマンはとても若く、まっすぐな視線をした私の息子くらいの世代の男の子(失礼!)。
デザイナーはもう少し上の、それでもやっぱり新しい世代の方。
窓辺のテーブルで、島崎さんにインタビューされている間、彼らは山の方に散歩に出かけた。
ハアハアして帰ってくると、カメラマンは座卓でパソコンを開き、撮影した写真の整理に夢中。
デザイナーは本棚の前に座り込み、1冊1冊の本にかじりついていた。
私の本棚には薄い布がかけてあるので、背中が透けて見える。
カーテンの後ろにもぐり込んで、夢中になっている男の子みたい。
カメラマンは写真のことが、デザイナーは本のことが(文字や印刷やデザインだろうか)好きでたまらないという感じが伝わってきた。
私は、そういう子たちが大好き。
ページのできあがりが楽しみでたまらなくなるような、スタッフたちだった。
文子さんとファビオの台所で、みんなで飲んだり食べたりした夕暮れの時間も、すごくよかった。
みなさんをタクシーでお見送りしてから、私はまた戻っていって、文子さんとファビオと夜中まで飲んだ。
いい撮影だったから気持ちが高揚していて、おしゃべりが止まらず、お腹が痛くなるくらい笑って、帰ってきたら1時を過ぎていた。
私は調子にのって、何を飲んだだろう。
カンパリソーダ、ランブルスコ、ハイボール、ジントニック(2杯)。
おかげで久しぶりの二日酔い。
きのうはすっかりお腹を壊し、寝たり起きたりしていた。
でも、楽しかったな。
というわけで、今日から復活。ぼちぼち仕事をはじめよう。
まずは、次に出る2022年『日々ごはん』の、パソコン内での粗校正。
風が強く、海はきらきら。
銀色の光が、ちょうど真ん中にきたところ。
眩しいなあ。
『日々ごはん』の粗校正は、2月までできた。
この年は、『帰ってきた 日々ごはん11』の日記の粗校正を、パソコンでしている。
母がまだ元気だったお正月から、入院して余命を宣告され、神戸から通う介護の日々。
亡くなる間際までのことが描かれた日記なので、思い出すのが辛く、私はなかなか校正に向かうことができない。
そんな話を、今日子ちゃんと三宮の「ファーマーズマーケット」に行った帰りに、横断歩道でしたことなどくっきりと思い出した。
懐かしいなあ。胃カメラもはじめて飲んだんだ。
そして私、まだ63歳だったんだな。
久しぶりに自分の日記を読み返すと、あのころをもういちど丁寧に生き直しているような感じになる。
私個人の日記なのに、真剣に向かっていいし、しかもそれを本にすることが仕事だなんて、とてもありがたいなあと思う。
夜ごはんは、じゃがいものガレット(フライパンに厚めに広げ、おろしたグラナパダーノを間に挟んだ)、ローストポーク(文子さん作をいただいた)、キャロットラペとひじき煮のサラダ(玉ねぎドレッシング)、ミニトマト。

●2026年1月8日(木)晴れのち曇り、一時小雪

6時過ぎに起きた。
ようやく、いつもの体内時計に戻ってきたかも。
このところ朝が曇っていて暗いので、何時なのか分からず、目が覚めていても起きられなかった。 朝風呂から上がって、英会話のラジオ。
ぶつぶつ呟いて、ラジオ体操の第一と第二。
太陽の真下の、金色に光る海を見ながら。
すごく眩しく、太陽が当たって顔が暑い。
目をつぶったりしながらやる。
体が慣れてきたのか、曲の通りに動けるようになった。
はずみもついた。
ほぐれてきたのかも。体って、すごいなあ。
早起きすると朝が長い。
朝ごはんの前に、掃除機をかけることもできた。
今日は、明日の撮影に向けて、支度をしよう。
去年からずっと、流しの排水溝が詰まり気味だったのだけど、管理会社の方にお願いをしたら、午後にきてくださることになった。
今、盛んに水道を流しながら、詰まりを直してくださっているところ。
窓の外では、塵のような粉雪が舞っている。
向こうの空は晴れているのに。
慌てて2階の窓を閉めにゆく。布団カバーを窓に干してあるので。
そのうち、お天気雪となった。
おでんをことこと煮ながら、窓辺でスカートの繕い物。
撮影のお昼ごはんに、みんなで食べようと思って。
夕方になって、また小雪が舞いはじめた。
寒い、寒い。おでん日和だ。
夜ごはんは、おでん(牛すじ、厚揚げ、ちくわ、大根、かぶ、糸こんにゃく、ゆで卵)、きんぴらごぼう(お正月の残りを食べ切った)、紅芯大根の塩もみ(柚子のしぼり汁、柚子皮、香菜)、手作り海苔佃煮、赤かぶ漬け、ご飯。

●2026年1月6日(火)晴れ

起きたら8時だった。
このところ、朝方に目覚めてしまい、二度寝をすると寝坊というのが続いている。
もとに戻さないと。
朝風呂から上がってラジオをつけると、ちょうどラジオ体操がはじまった。
今朝もまたやる。
太陽の真下の海が金色で、あまりに眩しく、目を細めながら。
ラジオ体操、私にはちょっとテンポが早すぎるので、曲には合わないけれどゆっくり動く。
ゆっくりな方が体を感じながらやれる。
朝ごはんを食べ、洗濯をしながらメールをチェックしていたら、ゆらり、ゆらり、ゆらりと揺れた。
きのうも、同じくらいの時間に揺れた。今日の方が強い。
洗濯物を干しながらラジオをつけたら、鳥取と島根の方で大きめの地震があったらしい。
大きな被害がないといいけれど。
お昼前に、「暮しの手帖」の島崎さんから電話があり、撮影の打ち合わせ。
「気ぬけごはん」が次号で100回目になるのを記念して、ページを作ってくださることになっている。
金曜日が撮影。
「気ぬけごはん」の原稿も、今日が締め切り。
きのうのうちにほとんど書けた。
仕上げをして、あとでお送りしよう。
去年の暮れに、「阪急デパート」で長野産のビーツが安かったので買った。
6つも入って400円。
でも、いつもみたいに時間をかけて丸ごとゆでても、甘みやこくがなく、残念だなあと思っていた。
やっぱり、「FARMSTAND」で買う神戸のビーツは特別なのかなあと。
それで、ホイルに包んでオーブンで丸ごと焼いてみた。
2時間近くかけて、かなりやわらかくなるまで。
さっき、皮をむいて食べてみた。
わー、すごく甘くなってる!うれしい!
オリーブオイル、塩、白ワインビネガーでマリネした。
大好きなスカートの、ウエストのゴムを通すための当て布が薄くなってしまい、今、幅広のバイヤステープをちくちく縫いつけている。
今日で聞き逃し配信が終わるので、この間のラジオ(『2025年 もう逢えない、あの人を偲んで〜ゆかりの曲とともに〜』)を聞きながら。
もう、暗記するほど聞いているけれど、静かな番組に心落ち着く。
4時を過ぎて、急に冷え込んできた。指先が冷たい。
空の一位部分だけだけど、夕焼けがいつもに増して朱色だ。
寒いからこんなに鮮やかなのだろうか。
しばらく見とれた。
夜ごはんは、ミネストローネスープ(グラナ・パダーノの欠けらを加えて温め直した)、焼きビーツのマリネ(マヨネーズ、ディルソース)、薄味のひじき煮、キャロットラペ(パセリたっぷり)、焼き餅。

●2026年1月2日(金)晴れのち曇り、一時雪

ここ数日のことを思い出しながら、日記をずっと書いていた。
「気ぬけごはん」も書きはじめようとコーヒーをいれ、ぐっと集中。
4時ごろ、急に暗くなったと思ったら、窓が白い。
わ、雪だ!
どうりで寒いと思った。
水道の水も、氷のように冷たくなった。
おお、舞ってる舞ってる。
綿をちぎったみたいな雪が、どんどん降ってくる。
あっという間に、ヒマラヤ杉が白くなった。
足元が冷え、スカートの中もひんやり。
台所では今、ミネストローネスープを作っているところ。
文子さんがよくこしらえる、トマト味ではないやつの、本場の味を思い出しながら。
にんにく、玉ねぎ、金時にんじんの順にオリーブオイルでじっくりと炒め、次の野菜を加えるごとに塩をひとつまみ。ふたをして、くったりするまで蒸らし炒め。
野菜をすべて炒めたら水を加え、今はことこと煮込んでいるところ。
そのうち空が明るくなって雪はやみ、5時を過ぎたころ、街の明かり灯りはじめた。
夜ごはんは、ミネストローネスープ(玉ねぎ、金時にんじん、椎茸、大根、かぶ、白菜、菜花、南瓜、じゃがいも、紅白大根の葉、かぶの葉、グラナ・パダーノの端の硬いところ)、ビーツポテトサラダ、チャバタ(文子さん作)、カマンベールチーズ、白ワイン。
ミネストローネスープは、器によそってからEXVオリーブオイルをかけた。
くったりと煮えた野菜の甘みがやさしく、たまに口に入る、ねっとり溶けたグラナ・パダーノの硬いところがすごくおいしい。
『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』という映画を見ながら食べた。
なんだか映画にぴったりな、素朴であたたかい味だった。

●2026年1月1日(木)晴れ

新年、あけましておめでとうございます。
今朝は8時少し前に起きた。
太陽はもうすっかり昇って、真下の海が金色。
FMラジオは邦楽がずっとかかっているので、NHK第2にしてみたら、夜によく聞いている『英会話タイムトライアル』をやっていた。
ぶつぶつ唱えながら身支度をし、続いてラジオ体操もした。
朝ごはんは、ヨーグルト(みかん、バナナ、いちご)と、パン(ゆうべ文子さんからもらったチャバタに、カマンベールチーズを挟んだ)。
お昼は、ささやかな元旦の食卓。お雑煮(大根、白菜、紅白大根、ほうれん草、柚子皮)、ごぼうのきんぴら、満月卵(卵黄の味噌漬け)、かぶの柚子香漬け、おぼろ豆腐(亜由美さんにいただいた。オリーブオイル、塩)、伊達巻き、赤かぶ漬け。
今年はお刺身もお肉もないけれど、小さな器にちょこちょこと盛りつけ、正月気分。
その後は、NHKテレビの「見逃し配信」をずっと見ていた。
「サカナクション」のヴォーカル、山口一郎さんのドキュメントがとてもよかった。
陽が落ちて、ぐっと寒くなってきた。
夜ごはんは、お雑煮のお汁で煮込みうどん(伊達巻き、卵、ほうれん草、天かす、柚子皮)、かぶの柚子香漬け。
後片づけのあと、黒豆をもどす。
アムとカトキチが送ってくれた北海道の黒豆だ。
やっぱり、お正月には甘いお豆が食べたくて。

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