2026年     めにうへ

●2026年3月29日(日)晴れ

明るいので7時半なのかと思って起きたら、まだ6時半だった。
ラッキー!
このごろは、陽の出の時間がずいぶん早くなったのだな。
いつもの時間に合わせ(8時40分)、聞き逃し配信でラジオ体操。
あちこち靄に覆われ、ぼんやりとしているけれど、よく晴れている。
うっすらと汗が出た。
洗濯物を干したら、さあ、きのうの続きの『日々ごはん』の校正をやろう。
明日はアノニマの村上さんと、ブックデザイナーの脇田あすかちゃんが打ち合わせにいらっしゃる。
あすかちゃんは、『日々ごはん』のデザインのために、私のふだんの生活を見にきてくださるのだ。
ありがたいなあ。
校正の期限はもう少し先なので、急がずにできるところまで集中してやり、ゆるゆると料理の支度をしたり、掃除をしたりするつもり。 校正は9月まで終わった。
夜ごはんは、なんちゃってスンドゥブチゲ(きのうのくずし豆腐入りスープに味噌汁を加え、ヤンニンジャンで味をととのえ、絹ごし豆腐をたっぷり加えた)だけ。

●2026年3月28日(土)晴れ

3時ごろ、すぐ近くでイソヒヨドリの声がした。
まだ真っ暗なのに、早起きだなあ。 朝から「ソラノマド」の推敲。
きのう仕上げてお送りした原稿に、丹治くんがとてもいいアドバイスをくださったので。
コーヒーをいれ、明るい光のなかでゆっくり向かった。
洗濯物を干してからは、新しい『日々ごはん』の校正に集中。
きのうは、文子さんが大安亭市場にいくというので、朝〆の鶏もも肉と、絹ごし豆腐を買ってきてもらった。
夕方、受け取りに部屋にいったら、文子さんのキッチンは光に溢れていた。
ちょうどサンドイッチ(きゅうり&カマンベール、きゅうり&卵焼き)を作っているところで、ハイボールとともにごちそうになった。
ファビオは奥の部屋で絵を描いていたので、女同士で束の間おしゃべり。楽しかったな。
帰ってから、文子さんに教わったように、鶏もも肉の皮目の方だけに粉をまぶして焼いてみたら、カリッとしてフライドチキンみたいだった。
強力粉にしたのもよかったみたい。
粉をまぶさないなら、塩味だけの方がシンプルでおいしいけれど、身の方にガーリップパウダーをすり込んだら、さらにフライドチキン感が増したかも。
こんどまた、やってみよう。
きのう見逃し配信で見たのだけれど、『片思い・前編』という、豆腐屋さんが出てくるドラマがおもしろかった。
白石加代子さんがすごくいい。男の子もいい。
今日のお昼には、『片思い・後編』を見ながら、芦田愛菜ちゃんがやっていたのを真似し、大きな絹ごし豆腐をご飯にどーんとのせて食べた。
大満足。
さて、『日々ごはん』の校正の続きをやろう。
今日は風が強いな。
おやつが何もないので、今、コーンブレッドを焼いているところ。
夜ごはんは、くずし豆腐入りスープ餃子(いつぞやに冷凍しておいた餃子、白菜、小松菜)、レタスとじゃこのサラダ(玉ねぎ黒酢ドレッシング)。

●2026年3月25日(水)曇りのち雨

朝のうちに耳鼻科を予約し、10時くらいに家を出て、坂を下りた。
花粉症の目薬や薬が終わりそうなので、今のうちに行っておこうと思って。
坂のとちゅうの桜はピンクの蕾が割れ、今にも開きそうだった。
龍の神社のは、5輪くらい咲いていた。
ゆらゆらと坂を下り、まず銀行に行って払込み。
そして、八幡様でお参りをし、眼科へ。
耳鼻科の予約までまだたっぷり時間があったので、ひさしぶりに「丸徳寿司」に行って、太巻きを買った。
「淡河生活クラブ」で野菜を買ったり、「コープさん」をうろうろしたり。
雨が降りそうだったので耳鼻科に入り、私の番がまわってくるまで待合室で英語の絵本を読んでいた。
わからない単語が出てくると、英訳アプリで調べながら。
『A pumpkin Story 』という絵本がおもしろかった。
調べなくてもほとんど読めたし。
延々と待っていても、なかなか番がまわってこない。
お腹が空いて、頭がぼんやりしてきたころにようやく名前を呼ばれた。
診ていただくのはあっという間。鼻に吸入をし、こんどは薬局でまた待って。
外に出ると冷たい雨だった。
ぐったりとくたびれ、軽く買い物をしてタクシーで帰ってきた。
お昼は、淡河のブロッコリーのフライパン蒸し焼き、しじみの味噌汁、太巻き。
『ばけばけ』と『マッサン』の見逃し配信を見ながら食べた。
そして、きのうから再開した、新しい『日々ごはん』の校正。
4月分まで終わり、こうして日記を書いている。
今日の仕事はこれでお終い。
それにしても寒いなあ。
夜ごはんは、ベーコンのキャベツ巻きのスープ(にんじん、蕪入り。きのうの残りを温め直し、牛乳と味噌を加えた)。

●2026年3月21日(土)晴れ

きのうの午前中から、中野さんが来ている。
すごく久しぶり。
冷蔵庫がすっからかんだったので、おにぎりを作って食べ、すぐに買い物にいった。
珍しく車が多く、外を歩いている人たちも、なんとなく休日モード。 
住吉の「コープさん」も、賑わっていた。
私はここ、やっぱり好きだな。
何でも新鮮だし、たくさん買っても安いし。
レジの人たちも、お客さんたちもみんないい感じ。
帰りの車での中では、いつも炭酸を飲む。
中野さんはファンタオレンジ、私はポンジュースの炭酸。
桜はまだだけど、白木蓮とユキヤナギが咲きはじめていた。 
中野さんは今日、三宮の地下道「サンポチカ」で、壁画を描いた人たちのトークイベントがあるので、さっき出かけていった。
私は留守番をしながら、スパイスカレーを作っているところ。
きのう、住吉のお肉屋さんで買ったソーキ用の豚軟骨で。
にんにくや生姜、ホールスパイスをすり鉢でつぶし、ひさしぶりにマサラをちゃんと作って、煮込んでいる。
最近ファビオは、ネグローニ(ジン、スイート・ベルモット、カンパリを1:1:1)というカクテルが再ブームだそうで、文子さんからアペリティーボのお誘いがあった。
なので、5時になったら行ってこよう。
イカ焼き(文子さん作)、たたききゅうりとミニトマトのサラダ香菜、レモン汁)、
中野さんも7時過ぎに帰ってきて、アペリティーボに参加。
楽しくて、私はネグローニを3杯も飲んでしまった。
豚軟骨はとろとろ、思った以上にスパイシーでガッツン!ときた。
9時半くらいに部屋に戻り、スパーシーカレー(豚軟骨、じゃがいも)を食べた。
豚軟骨はとろとろ、思った以上にスパイシーでガッツン!ときた。

●2026年3月18日(水)晴れのち曇りのち、雨

6時半に起きて、ラジオ。
カーテンを開け、目を覚ます。
明け方、というか4時前だったのだけど、またあの鳥の声がした。
「ぴゅるるる」と、1回だけ。
あれは、イソヒヨドリだったのだな。
彼らは、暗いうちから鳴く習性があるんだろうか。
きれいに晴れているので、布団を干した。
ラジオでは、午後には本降りの雨になると言っていたけれど、とても信じられない。
けっきょく本降りにはならなかったけれど、小雨が降り続いていた。
窓が霧で白くなっているなか、延々と棚の整理。
マスクをしていても鼻水が出るので、鼻をかみながら。
昔のメモ帳が出てきて、捨てていい物と、とっておきたい物と分けたり。
私はちっとも変わっていないなあと思ったり。
いちおう、ダンボール箱に納めてみた。
きのうよりも、ばさばさと捨てられるようになってきた。
夜ごはんは、ロールパンのハムサンド(クリームチーズ、レタス、マスタード)、豆乳スープ(ひよこ豆、豆腐)、紫キャベツのザワークラウト(文子さん作)。

●2026年3月17日(火)曇りのち晴れ

8時に起きた。
花粉症のせいなのか、なんとなく体が怠くて。
でも、起きてしまえば元気。
『英会話タイムトライアル』の英語をぶつぶつ唱えながら、床をモップで掃除して、ストレッチもして、ラジオ体操。
このごろは、右膝に重心をかけてもまったく問題がない。
体も、弾みをつけてきびきびと動ける。
朝、鉢植えのバジルが元気がないような気がして、剪定をした。
土をほぐし、蛇口の下に鉢を持ってきて、水を通した。
苺と姫白丁花も、水を通した。
そんなこんなで朝ごはんが遅くなってしまった。
紅茶を飲もうとしたら、さえずりながら翼を広げ、アンテナの上に舞い下りてきた鳥。
あんまり高らかな声なので、慌てて2階に上って双眼鏡でのぞいてみた。
赤いお腹を膨らませながら鳴いている。
さいしょはジョウビタキかと思ったのだけれど、もっと大きい。 
そうか、イソヒヨドリだ!
イソヒヨドリはわんぱくなのだ。
朝方は曇っていたけれど、どんどん晴れてきた。
校正をひとつやったら、今日もマスクをして(ホコリが出るから)棚の整理をしよう。
雑誌の切り抜きがたくさんあって、本当にびっくりする。
残したり、捨てたり。
5時までやっても、まだ終わらない。
お相撲を見ながら餃子を包んだ。
夜ごはんは、焼き餃子(豚ひき肉、白菜、ニラ、にんにく)、豆腐サラダ(にんじんラペ、白菜)。

●2026年3月15日(日)曇り

8時半に起きた。
寝る前に花粉症の薬を飲むと、夜中に顔のむずがゆさで目覚めることがない。
でも、なんとなく、感覚が鈍くなっているからのような感じがする。
どこかを麻痺させているような。
ゆうべはぐっすりだったのだけど、今朝は4時くらいに目が覚め、それからはうとうと。
二度寝してしまった。
だめだなあ。
日曜日だけれど、いつものように寝室に掃除機をかけてから、聞き逃し配信でラジオ体操。
今朝の海は、どこまでもすーっと広がっているように感じた。
雲が多く、全体的に白っぽいからかも。
午前中は、「坂の上のソラシ♪」のエッセイの続き。
書き上げてお送りし、午後からは窓辺の棚の片づけ。
東京にいたころの雑誌の取材記事などを、整理しようと思って。
プラスチックが陽に焼け、ぽろぽろくずれてくるのを掃除機で吸いながら。
当たり前だけど、若かったなあと思ったり、よくがんばっていたなあと感心したり。
よくぞこんなものをとっておいたなという物が出てきたり、なかなか捨てられない。
とても1日では終わりそうもない。
夜ごはんの支度をしようと思っても、冷凍庫にはベーコンとウィンナー、エビしかないし、冷蔵庫の野菜も大根、にんじん、ほうれん草のみ。
お正月のお餅がふたつ冷凍してあったので、大根とにんじんを切って、おだしで煮て、いつぞやにこしらえた里芋の含め煮を加え、白味噌仕立てのお雑煮にした。
ほうれん草もゆでてのせた。
白味噌が甘めだったので、塩柚子(文子さん作)を刻んで混ぜたら、大満足のおいしさ。
『ちびまる子ちゃん』を見ながら食べた。
夜ごはんは、お雑煮。
明日こそは買い物に出よう。
銀行の用事もいろいろあるので。

●2026年3月13日(金)曇りのち、薄い晴れ

6時半に目覚め、「古楽の楽しみ」を聞きながら、うとうと。
ベッドに寝そべったまま雲を見た。

灰色の雲のまわりは、薄ぼんやりとした白いレースみたい。
寒くてベッドから出られず、けっきょく7時半過ぎに起き出した。
きのうだったかな、明け方に小鳥の声がして目が覚めた。
「ぴょっぴょっ、ぴゅるるる」みたいな、聞いたことのない声。
間を空けて二度鳴いた。
とてもよく響く声だったので、起き上がってカーテンを開けてみたのだけど、まだ真っ暗で、どこにも姿が見えなかった。
今朝は聞こえなかった、多分。 曇り空を眺めながら、ラジオ体操。
遠くの海の光っているところが白くさざ波立ち、船が一艘浮かんでいた。
洗濯物を干し、きのうから書きはじめた「坂の上のソラシ♪」のエッセイの続き。
今日は曇りではないけれど、晴れでもなくて、なんだか空気が落ち着いている。
午後、寒くなってきたので、1階のヒーターを入れた。
足もとには電気ストーブ。
夜ごはんは、おいしいごま油をたっぷり使って春菊のお焼き(にら醤油、ヤンジンジャン醤油)、にんじんラペ(ちりめんじゃこのせ)、枇杷の葉茶(丹治君と美佳さんが送ってくださった)。
夜、iPhoneで調べると、 六甲は5度。
風が強いから、体感温度はマイナス2度とのこと。
どうりで寒いわけだ。

●2026年3月11日(水)晴れ

ぐっすり眠って目が覚めたら、8時半だった。
ゆうべは風が強く、ゆわゆわと揺られながら眠った。
寝坊したので、聞き逃し配信でラジオ体操。
海の光がさざ波立っていた。
きのうは楽しかったな。
私はふだん、部屋にこもって書き物仕事ばかりしているから、すべてが新鮮だった。
作業をしながらなので、ほんとうにささいな会話なのだけど、生きている者同士の息吹というか、それぞれの存在の空気というか、そういうものを交感し合いながら働いた。
それに、無農薬の新鮮な野菜をたくさん触ったのもよかった。
誰かのために、何も考えずに体を動かすって、いいな。
このごろはよく、厨房での体の使い方や楽しさが、体に蘇ってくる。
4時半くらいに終わって、「FARMSTAND」ヘ。
「クラプトン」というチームの若者ふたりが店内を改装中で、その仕事ぶりを見られたのも、とてもよかった。
たえちゃんのエチオピア料理、おいしかったなあ。
エチオピア人が大好きで、どんな料理にもよく使うというベルベラというミックススパイスも、クセになるような味と香り。
前菜は、サンブサ(レンズ豆や肉を包んで揚げた、サモサに似たスナック)、エチオピア風アボガドサラダ(アボガド、トマト、赤玉ねぎ、プリーツレタス、レモン、塩、オリーブオイル)。
シロ(ひよこ豆の粉を使ったクリーミーな煮込み)、ミスルワット(赤レンズ豆をスパイスで煮込んだもの。トマトっぽい味がした)、ドロワット(ベルベレというエチオピアのミックススパイスで煮込んだ鶏のシチュー、ゆで卵)を、インジエラ(エチオピアのクレープみたいな薄焼きパン)に包んで食べた。
最後は、ゴメン(ケールとラム肉の炒め物)と、土鍋で炊いたご飯(インディカ米)。
デザートは蜂蜜(エチオピア産)アイスクリーム(カリカリする雑穀やナッツのトッピング)、小さなグラスに入ったエチオピアのコーヒー(泡立てたミルクでマキアートのようになっていた)。
私は「クウクウ」のころに、インジュラみたいな薄焼きのパンを、『世界の料理』シリーズか何かを見て、真似をして作ったような気がする。
テフ粉はもちろん手に入らないから、ライ麦粉とかで、ヨーグルトやイースト菌を使って発酵させていたような。
酸味のある、気泡がぽこぽこと空いた薄焼きの大きなパンを、中華鍋をひっくり返して焼いたのは、また別のパンだったのかなあ。
だから、空想していた料理をはじめてちゃんと食べることができた。
午後からは、次に書く「坂の上のソラシ♪」のための、おこんじきさん(よしこちゃんが撮ってくださった写真を床に広げ、イメージを遊ばせる)。
夕方、アノニマ・スタジオの村上さんと、次の『日々ごはん』の電話打ち合わせ。
夜ごはんは、イノシシのラグー・フジッリ(ラグーは文子さん作。赤ワインをたっぷり使ったのだそう。おいしかった!)、にんじんラペ(グリーンソース添え)。

●2026年3月10日(火) 曇りのち晴れ

ゆうべはよく眠れなかった。
亜由美さんと「FARMHOWSケハレ(淡河にある古民家で、農業スクールやワークショップを開いている)」に行くから、楽しみで。
6時半に起きて、ラジオ体操は7時に聞き逃し配信で。
小雪がちらほら舞っていた。
8時半になったら、亜由美さんが車で迎えにきてくださる。
「ケハレ」の工房で、「FARMSTAND」の野菜加工チームのお手伝いをする予定。
では、行ってきます。
夜ごはんは、亜由美さん&ヒロさんたちと「L'epice」にて。
たえちゃんのエチオピア料理のコースを、白ワインとともにご馳走になった。

●2026年3月8日(日)曇りがちの晴れ

6時くらいにいちど目が覚めたのだけど、ラジオをつけてまた目をつぶると、いくらでも寝てしまえる。
春眠暁を覚えず、と思いながらぐずぐずと寝て、8時過ぎに起きた。
ラジオ体操は9時前に、iPhoneをベッドの上に置き、聞き逃し配信をかけながら。
雲が多いけれど晴れているので、シーツを洗濯することにした。
朝ごはんのとき、雲間から下りた光のカーテンが街に当たり、ひとつひとつの建物の屋根が輝いていた。
なんだか愛らしく感じる。
人々の営みが、どろうか。
洗濯物を干すときに、冷たくて指がかじかむほど寒いなあと思っていたら、白いものが舞った。
ちょっとした雪みたい。
そのあとは暗くなったり、ぱーっと明るくなったり。
今は雲漏れ日が、遠くの海に光る池をいくつも作っている。
寒いなあ。
さあ今日は、「気ぬけごはん」の仕上げと、次回作『日々ごはん』のための写真ファイルを作ろう。
夕方、ふと思いついて、シフォンケーキを焼いた。
夜ごはんは、菜の花のオリーブオイル蒸し焼き(グリーンソース添え)、ビーツのマリネ(白ワインビネガー、オリーブオイル)、チャバタ(文子さん作。冷凍しておいたのを高温のオーブンでカリッと焼いて温め直し、カマンベールチーズをはさんだ)、キャベツとビーツのトマトスープ(いつぞやの)。

●2026年3月7日(土)ぼんやりした晴れ

7時に起きた。
きのうは、久しぶりに外に出かけ(1週間ぶりだった)、いろんな人に偶然会った。
まず、美容院の前に「淡河生活クラブ」に寄って、野菜を買おうとしたら、お店から出てくる今日子ちゃんにばったり!
約束もしていないのに会えるのは、とても嬉しくどきどきする。
美容院のあと、「六珈」さんに寄ってコーヒーとホットサンドを食べようとしたら、カウンター席の端になおちゃんがいた。
なおちゃんは、六甲山にある山荘「ROKKONOMADO」の管理人さん。
亜由美さんたちのムービー撮影のときに、お世話になった。
ひとしきりおしゃべりしながら、おいしいコーヒー。ハムとチーズと玉ねぎのホットサンドをたいらげ、「MORIS」に行ったら、ひろみさんと今日子ちゃんが、アヤミさん(皮バッグの作家さん)の友だちにお抹茶の立て方を教えていて、私も一服ごちそうになった。おいしい和菓子もいただいた。
そのあと、買い物をしようと六甲駅の辺りを歩いていたら、携帯電話がピン!と鳴って、「今から『コープさん』に行くやだけど、もしも同じくらいの時間になりそうだったら、お迎えにいきますよー」と文子さん。
美容院にいくことを伝えていたので、LINEをくれたのだ。
なんというグッドタイミング。
「阪急オアシス」と「いかりスーパー」で買い物し、文子さんに拾ってもらって、一緒に「コープさん」へ。
夕方は、ファビオと3人でアペリティーボを楽しんだのだった。
私は、満月卵のクリームチーズディップと白ワインを持っていった。
ファビオに、今日あったことをがんばって英語で伝えたら、ひとつひとつ聞いてくれて、「by chance」と言われた。
偶然にという意味らしい。
文子さんの釜揚げしらすのフリッタータ(イタリア風オムレツ)と、プッタネスカ・スパゲッティ、おいしかったなあ。
プッタネスカは娼婦風という意味。にんにくとミニトマトをオリーブオイルでゆっくり炒め、トマトペーストもちょっと(今の時季のトマトは味が薄めだから)、アンチョビを加えてさらに炒めたら、唐辛子、刻んだ黒オリーブ、ケッパー。最後にホタルイカを加え、ゆで汁も加えてとろりとしたソースを作り、ゆでたてのスパゲッティを和えていた。
文子さんのパスタは、私が思うよりももう一段階アルデンテ。
ぴんぴんして、すごくおいしい。
「1分早めにゆで上げて、フライパンのソースとからめるのに1分」とのこと。
この1週間は、税理士さんに会ったけれど、あとはひとり部屋にこもって書き物仕事。
仕事の電話以外は、誰とも対話をしていなかったので、ぱーんといっぺんに扉が開いたみたいな日だった。
そうそう、きのうはラジオ体操のとき、海の光が湖みたいに広がっていた。
太陽が高くなったのだ。
今日は曇りだったから、薄い光。
毎日、少しずつ違う。
午後からは、「気ぬけごはん」の続き。
ずいぶん書けた。
ぐっと集中したので、気づけば背中がコリコリ。
夜ごはんは、菜の花(「淡河生活クラブ」で買った)のオリーブオイル蒸し焼き(グリーンソース添え)、ピエンローもどきの鍋(白菜、鶏もも肉、豚肉と葛切りはなし。ひろみさんに教わった半分の量で)。

●2026年3月4日(水)曇り一時お天気雨、のち晴れ

朝、海が光っているのかと思ったら、大阪の街が一面光っているのだった。
太陽が動くにつれ、雲漏れ日(木漏れ日ではなくて)は、静かに海に落ちる。
まわりは薄暗いのだけど、そこだけぴかっと光っている。
いつものように、寝室に掃除機をかけてから、膝のストレッチ。
ラジオの『英会話タイムトライアル』を聞きながら。
今日は、英語学習の習慣について。
ちょうど私にぴったりなフレーズを練習している。
「毎日英語を練習していますか?」「Do you practice english every day?」
「きのうはさぼってしまいました」「I skipped yesterday」
「私は、毎日練習しようとするのはやめました」「I stoped trying to practice every day」
「1日でもさぼると、うしろめたい気持ちになりますから」「If I skipped a day ,I feel guilty 」
「そのかわり、よいルーティーンを作っています」「 Instead , I make a good rooting」
「時間があるときに洋画(アメリカ映画)を見ます」「When I have time, I watch movie from the US」
「 時間があるときに海外(イギリス)ドラマを見ます」「When I have time, I watch TVs-hows from the England 」
「最初はむずかしかったです。でも、慣れました」「At fast,It was hard. but I'm used to it」
「新しい語彙をたくさん学びました 」「I lean a lot of new vocabulary words」
(以上、聞き逃し配信を聞きながら書いてたので、スペルが間違えていたらごめんなさい)

きのうもそうだったのだけど、冬の寒さがまた戻ってきた。
でも、窓を開けていると、空気がキンとして気持ちがいい。
朝ごはんの紅茶を飲んでいるとき、東の空だけ青いなあと思っていたら、お天気雨が降り出した。
洗濯物を干しているときにも、お天気雨が降ったりやんだり。
ぱーっと明るくなって、また薄暗くなる。
今日は、中野さんのお父さんの命日。
あれから1年が経ったのだな。
さあ私も、今日から「気ぬけごはん」を書こう。
食器棚の片づけもするつもり。
半分くらい書け、夕方には換気扇の掃除もした。
夜ごはんの支度をしながら、缶ビールを開けて空に向かって献杯。つまみは白菜の芯の和えもの(豆板醤、黒酢、蜂蜜、ごま油、塩)。
夜ごはんは、グラタンコロッケ(ゆうべのマカロニグラタンの残りにえびを加え、コロッケにしてみた)&白菜のせん切り。
ライスコロッケみたいで、なかなかおいしかったけれど、まとめるときにこぼれたマカロニにフライ衣がついているのを揚げてみたら、香ばしくてはまるおいしさ。
居酒屋のメニューにあったら、人気になりそうな味でびっくり。

●2026年2月28日(土)快晴、風強し 

7時少し前に目が覚めた。
なんだか、ものすごくぐっすり眠った。
トイレにもいちども起きなかった。
明け方に、風がビュービュー吹いていたのは知っていたけれど。
窓を開けると、雨と大風で大掃除されたみたいに、空も海もぴかぴかしている。
ラジオ体操のときに見える海の光が、ぐんと広がった。
きのうは、文子さんが車であちこちに連れていってくれた。
まず、王子公園駅の近くの、女の子がひとりでやっているケーキのお店。
外の椅子でカフェラテ(オーツミルクの)を飲んだ。
目の前の三角の花壇には、大きな楠の木がある。
線路の近くなのに、なんだか静かで広々とした空気があった。
とてもいいお店で、私はいろんなケーキやクッキーを買った。
そのあと、中之島というところにあるイオンへ。
ファビオからも、中央市場の近くと聞いていたのだけど、知らない名前だしなあと思っていたら、神戸に引っ越してきたばかりのころに、よく中野さんと絵本の打ち合わせにいっていたBL出版のあるところで、びっくり!
イオンに入っている魚屋さんも、とても新鮮なのだそう。
こんど中野さんが来たら、車で行ってみよう。
今日はおでんを煮込みながら、確定申告の支度。
月曜日に税理士さんがいらっしゃるので。
5時半くらいに、おでんのお鍋を持って、文子さんとファビオの部屋へ。
文子さんの友だちの乃月さんがいらっしゃるそうで、私も誘ってくれた。
それまで、確定申告をがんばろう。
夜ごはんは、生ソーセージ2種(プレーンとスパイシー、芦屋のおいしいソーセージ屋さんの)&紫キャベツのザワークラウト(文子さん作)、タコとセロリのサラダ(文子さん作。アンチョビ、塩漬けケッパー、レモン汁、オリーブオイル)、おでん(私作。牛すじ、ごぼう天、はんぺん、厚揚げ、しらたき、大根、じゃがいも、ゆで卵)、ビール、白ワイン、焼酎のお湯割。
楽しくて、気づけば10時!
部屋に戻ってお風呂に入り、すぐに寝た。

●2026年2月27日(金)曇りのち雨

6時半過ぎに目覚め、ラジオ。
いつもの時間、いつもの体調が戻ってきた。
きのうは、まだ少しくたびれていたけれど、集中して原稿を書いていた。
今朝はその続き。
締め切りが今日なので、仕上げてお送りしよう。
土鍋でご飯を炊き、ハムエッグと納豆、お味噌汁(ブロッコリー)でお昼ごはん。
とてもおいしかったのだけど、まだお腹がこわれ気味。
疲れは完全には取れてないみたい。
出張から帰ってからも、いろいろあったから。
このことについては、お知らせできるようになったら、少しずつ書いていこうと思う。
対岸の山に靄がかかって、ぼんやりと青い山が見える。
海からも靄が出て、それがそのまま空につながっている。
静かな、静かな日。
2時半に、文子さんがお買い物に連れていってくれるとのこと。
今日はちょっと肌寒いから、おでんにしようと思う。
昆布を浸け、大根を下茹でし、ゆで卵も作った。
おでんの具をいろいろ買ったのだけど、帰ってくるのが遅くなり、夜ごはんはけっきょく、サッポロ一番みそラーメン(豆もやし)とほうれん草のお浸し。

●2026年2月23日(月)晴れ

10時半に起きた。
わざと寝坊した。
旅の疲れを取ろうと思って。
きのうの午後に、出張から帰ってきた。
とても楽しく、エキサイティングな仕事で、体力のすべてを使い果たした感じ。
朝風呂に入るときに測ったら、実際に体重も1キロ半減っていた。
体がぎくしゃくして、早く動けないし、筋肉痛もある。
そして、あまりお腹が空かない。
明日は、亜由美さんたちとのロケがあるので、とにかく今日はゆっくりしようと思う。
新神戸のコンビニで買った梅干しのおにぎりを食べ、また、ベッドに戻る。
今日はあたかいな。
さっき、ウグイスの声が聞こえた。
夜ごはんは、具沢山味噌汁の予定。

●2026年2月18日(水)晴れ

7時前に起きた。
ゆうべは、子どもたちが大勢うちに遊びにきた夢をみた。
外国の子もいて、私は英語をしゃべっていた。
いつものようにラジオ体操。
右膝の調子は、ずいぶんいいみたい。
明日から22日まで出張なので、旅の支度や、試作。
のんびりやっていたのだけれど、気づけばもう4時だ。
旅の前は、なんとなく落ち着かないな。
海が青い。
夜ご飯は、マッシュルームとかぶのリゾット、ゆで絹さや(柚子マヨネーズ)、マッシュルームとカラシナのマスタード炒め、紫キャベツのザワークラウト(文子さん作)、白ワイン。
久しぶりに窓辺で、海を見ながら食べた。
今夜は早めにお風呂に入って、寝よう。

●2026年2月16日(月)曇り

7時に起きて、ラジオ。
朝ごはんを食べ、てきぱきと動く。
歯医者さんの歯石クリーニングの日なので。
11時半に坂を下りた。
暖かいのか寒いのか分からないような日。
春のコートを着ていったら、ちょうどよかった。
歯医者さんのあと、「コープさん」においしそうなリンゴがあったので、6つ入りだけど買ってしまった。
帰りの坂道は、荷物が重く、思いの外たいへんだった。
いつも水を飲む公園で、しばし休憩。
リンゴをひとつ取り出して洗い、皮ごとかぶりついた。
甘酸っぱく、みずみずしく、びっくりするほどおいしかった。
顎の力が弱くなったなあと思いながらも、こういうときの果物は、リンゴでなくっちゃ。
帰りついてお昼ごはんを軽く食べ、日記を書いて、スイセイに送った。
早い夕方に、文子さんファビオとアペリティーボ。
ビールと、いつもと違うメーカーのランブルスコで乾杯。
夜ごはんは、肉じゃがとイワシの南蛮漬け(私作)、ハンバーガー(文子さん作・文子さんとファビオだけ。私にはハンバーガーセットをお土産にくださった)。

●2026年2月13日(金)晴れ

今朝の陽の出は、靄に透けたオレンジの大きな玉。
きのうもそうだった。
ラジオ体操の前に英語講座を聞きながら、右膝のストレッチをしておくと痛くならない。
ずいぶんなめらかに動くようになった。
体操をしながら、膝の調子を観察するのが日課になった。
そして、このごろは、ラジオ体操のテンポがちょうどよく感じる。
日によっては、遅いなあと感じることすらある。
はじめたばかりのころには、のろのろだったのに。
掃除も洗濯も終わり、さあ今日は、「ソラノマド」の原稿を書きはじめよう。
きのうまで書いていたエッセイは、もういちど推敲して2時くらいにお送りした。
夕方、編集の方からとても親身な感想が届いた。
書いているときにはいつも、自分の文の世界に浸りきっているので、満足して仕上げても、送ったあとはたいてい心細い。
さっきまで自分のいた世界が、まちがっていやしないかと不安になるのだ。
だから、いちばん最初に読んでくださった方(編集者)の、胸からまっすぐに出てきたような言葉をいただくと、本当にありがたい。
今日は、窓を開け放していられるくらいのいいお天気。
海が霞んで、ほわーんと花の香りもどこからか。
春が近いんだろうか。
夜ごはんは、記録するのを忘れました。

●2026年2月11日(水)霧

夜中にトイレに起きたとき、いつもだったらカーテンの向こうで夜景が瞬いているのだけど、見えなかった。
2階の寝室に戻ってカーテンをめくると、霧だった。
7時前に起きた。
まだ、霧に包まれている。
陽の出などもちろん見えない。
お白湯を沸かし、ベッドの上でゆっくり飲んだ。
霧の日の朝は、台所に電気をつけないとならない。
その感じが好きだ。
ラジオ体操は霧を見ながら。
体育館から向こうは、街も海もまったく見えない。
こんなに静かな日は、書き物日和だな。
きのうのエッセイの続きをやろう。
きのうの午後は、亜由美さんとさわちゃんが、ワカメやら野菜やらをいろいろ届けにきてくれた。
ワカメは日曜日に収穫したものだそう。
夜ごはんにさっそくゆでた。
熱湯に放った途端、パーッと鮮やかな緑になった。
思わず、茎のところを切って食べてみたら、中から水分がトゥルッと出てきた。
海が体に入ってきたみたいだった。
ワカメは、海の養分を吸って育つ野菜だと思った。
夜ごはんにワカメうどんがどうしても食べたくて、ノブさんの手打ちうどんを解凍している。
ゆうべのうちから昆布と椎茸も浸けている。
あとでお出しをとろう。
エッセイは、5時前にほとんど書けた。
締め切りはまだ先だけど、明日、仕上げをしよう。
夕方、アペリティーボを兼ね、文子さんにポテトリゾットを教わりにいく。
私は柚子マヨネーズをこしらえ、ラディッシュとスナップエンドウを持参。
文子さんは、チキンカチャトーラも作ってくれた。
アペリティーボ&夜ごはんは、ラディッシュとスナップエンドウ(オリーブオイル&塩、柚子マヨネーズ)、チキンカチャトーラ(鶏もも肉、ミニにんじん、いんげん、玉ねぎ、オリーブ、ケッパー、アンチョビ)、ポテトリゾット(じゃがいも、グラナ・パダーノ)、カンパリソーダ、白ワイン、食後にマリナラ酒。
チキンカチャトーラもおいしかったけれど、私はポテトリゾットのシンプルなおいしさにびっくりたまげた。
8時に帰ってきた。

●2026年2月8日(日)晴れのち雪

朝起きたら、雪がうっすら積もっていた。
ゆうべのうちに降ったのだな。
窓を開けると、粉みたいな雪がちらちら光っている。
寒いけれど、窓を開けたままラジオ体操。
日曜日なので、YouTubeで(パソコンを2階に持ってきてみた)。
そのうち辺りは暗くなり、雪が舞いはじめた。
今は10時。
向こうが真っ白になるほど降っている。
風もあるみたい。
私は選挙に行けるんだろうか。
今日は、「MORIS」にサインもしに行こうと思っているのに。
3時くらいに止んだ。
今だ!と思って坂を降りた。
ダウンジャケットを着込み、フードをかぶって。
雪の日は傘じゃない。
いつもの神社でお参りし、選挙の投票。
パン屋さんにも寄った。
風が強く、雪が舞うなかを、滑らないように気をつけながら歩いた(ところどころ道路が凍っていた)。
「MORIS」で『毎日のことこと』のサイン。
羊羹と金木犀の香りの鉄観音茶をごちそうになり、ひろみさんが集めている古い切手を見せてもらった。
ひろみさんのおやつに、今日子ちゃんがフライパンでホットサンド(目玉焼き、ハム、エメンタールチーズ)を焼くのを見て、買い物をして帰ってきた。
帰りはタクシー。
山の方は吹雪いていた。
ひろみさんも今日子ちゃんも、とても元気だったな。
夜ごはんは、塩ラーメン(もやし、スナップえんどう、ゆで卵、ねぎ)。
『ちびまる子ちゃん』を見ながら食べた。

●2026年2月6日(金)曇りのち晴れ

海も空も街も白く霞んで、茫々としている。
春霞みたい。
とても暖かい。
なんだかのんきな日。
さて、今日は何をしようか。
試作をひとつしたら、新しいエッセイを書きはじめようか。
それとも、確定申告の支度をしようか。
今、文子さんからLINEが届いて、アペリティーボはいかが?とのこと。
わーい、久しぶり。
お昼にマッシュルームと蕪のリゾットを作ったので、ファビオのところに持っていった(文子さんは買い物中で留守だった)。
アルデンテの歯応えもちょうどいいし、チーズやクリームの加減もイタリアのものに似ているそう。
でも、蕪が入っているのをちょっと不思議がっていた(アジアの野菜のイメージだからとのこと)。
そのあとでパセリをふって食べたら、「アメージング!」となった。
「一気にチェンジした。パセリが橋渡しをした」と言っていたみたい。
マッシュルームとエリンギを早く使いたかったので、オリーブオイルで炒めてみた。
にんにく、唐辛子、アンチョビ、バジルペースト、仕上げに白ワインビネガーをちょっと。
アペリティーのメニューは、きのこのオリーブオイル炒め(私作)、チャバタのホットドック(文子さん作・ソーセージと紫キャベツのザワークラウト、ビール、ランブルスコ。
夜ご飯は、ロールキャベツ、トマトリゾット(私が作ったのを部屋に取りにいき、温め直して3人で食べた)。
デザートは焼きりんご(文子さん作・アイスクリームのせ)。
ハイボールも1杯ご馳走になり、ほろ酔いで9時くらいに帰ってきた。
お風呂に入って、すぐに寝る。

●2026年2月5日(木)曇り

きのうも今日も、陽の出を見ることができた。
猫森の枯れ木の上に、ぽっかりと浮かんだ果物みたいな太陽。
そういえば、ゆうべ、昇ったばかりの大きな月は、ちょうどいいゆで加減の卵の黄身のようだった。
今朝も、ラジオ体操の前に掃除機をかけた。
英会話のラジオを聞きながら、膝のストレッチをしておいたら、きのうよりもさらに楽にできるようになった。
右膝に重心をかけても大丈夫な日が、近い気がする。
窓を開けていても暖かい。
そういえば今年は、節分の豆を食べそびれてしまったな。
きのうは立春でぽかぽかと暖かく、お昼前に買い物にいった。
ロングコートでは暑くなりそうだったので、短いジャケットで出かけたらちょうどよかった。
「MORIS」で今日子ちゃん&ひろみさんとおしゃべりしたり、「六珈」さんでコーヒーを飲んだり。
卵とハムのホットサンド、はじめて食べたのだけど、香ばしくてすごくおいしかった。
今日もお昼に試作。
午後はレシピ書き。
手を動かすことで、ひとつひとつ確かになっていくのは楽しい。
夜ごはんは、ロールキャベツのトマトスープ煮(いつぞやのロールキャベツを、にんじんのトマトスープと合体)、シーザーサラダの残り、焼き餅、白ワイン。
『アイ・アム・サム』という映画を見ながら食べた。

●2026年2月3日(火)ぼんやりした晴れ

ゆうべ、お風呂上がりに窓を開けたら、ちょうど満月が雲から顔を出したところだった。
隠れると、雲が虹色に光る。
どちらもきれい。
しばらく眺め、膝のストレッチをした。
今朝も小雪がちらちら。
ラジオ体操の時間にはパーッと晴れ、海が金色に光っていた。
よく見ると光る粉が舞っている。
雪まではいかないけれど。
急いで布団を取り込み、遅れを取らないよう体操に戻った。
上体を右足の方に曲げる運動のとき、左膝を曲げないとできなかったのだけど、今朝はわりかしできた。
少しずつ筋力がついてきたのかな。
午後からはのんびりとレシピを書いたり、確定申告の支度をしたり。
夜、お風呂上がりに窓を開けたら、空気がきーんと澄んで、冬の夜の匂いがした。
ほんの少し湿り気を帯びたような、静かな匂い。
子どものころの冬に、猫が外から帰ってきて、鼻をうずめたときの匂い。
夜ごはんは、シーザーサラダ(食パンの耳をクルトンにした)、にんじんトマトスープ(玉ねぎ、ソーセージ)。

●2026年2月1日(日)晴れ

ぐっすり眠って、8時前に起きた。
ゆうべは8時半にベッドに入ったから、12時間近く眠ったことになる。
朝から「暮しの手帖」の校正をもういちど見直していたら、あっという間にお昼。
今日は、午後から「MORIS」にサインをしに出かける。
「eleven 2nd」の橋本靖代さんがいらっしゃるので、お会いできる。
靖代さんのカシミアセーターや、カーディガン、肌触りのいいマフラーは、川原さんがよく着けていて、東京に行くたびにいつも見せてもらっていた。
素敵だなあ、私もほしいなあとずっと思っていた。
夕方からは、これまた川原さんのおすすめの映画、デビット・リンチの『ストレイト・ストーリー』も見にいくつもり。
三宮の映画館でやっているので。
とても楽しみ。

行ってきました。
靖代さんは、想像していた通りのかっこいい方だった。
私は人見知りなのに、ひと目見て声を聞いたとたん、すーっと自分がやわらかくなるのがわかった。
束の間だったけれど、おしゃべり、楽しかったな。
映画は、家族の物語だった。
役者たちがみんな、本当にそこで生きている人みたいで、映画館にいることを忘れる瞬間があった。
終わったのは8時前。
そんな時間にひとりで三宮の街を歩いているも、映画の続きみたいだった。
空にはまん丸な月(明日が満月みたい)。
主人公の娘のローズのことが、何度も蘇ってきていた。
ああ、いい映画だった。
夜ごはんは、映画館のロビーで。「大丸」の地下で買ったトーストサンド(ハム、卵、レタス、トマト)と紅茶。

●2026年1月31日(土)曇りのち晴れ、一時雪

朝起きたら、小雪がちらちら舞っていた。
遠くに海の光。
幻のように発光している。
その光の上を、フェリーがゆっくり進んでいくのを、ベッドの中でコーヒーを飲みながらしばらく見とれていた。
窓を開けて深呼吸。
雪は舞っているけれど、そんなに寒くない。
そのあとで朝風呂。
「ラジオ体操第2」のラジオに間に合った!
中野さんが泊まりにきたのは火曜日。
さっき、朝ごはんを食べて、11時くらいに帰っていった。
1日目は、車であちこち買い物に出かけ、空っぽだった冷蔵庫をいっぱいにして、試作。
2日目は電車を乗り継いで、心斎橋の画材屋さんへ。私も大きな画用紙と、色鉛筆を買った。
3日目は車で元町へ。
雪が舞って、最高に寒かったけれど、アーケードをどこまでも歩き、いい魚屋さんをみつけた。
古めかしい喫茶店にも入った(私はコーヒーゼリー・サンデー、中野さんはウィンナ・コーヒー)。
何を作って食べたのだっけ。
1日目は豚肉のしそ巻き串焼き、ねぎ串焼き(タレで)。
2日目はトンカツ、カツサンド、シーザーサラダ。
3日目はパンチェッタ、フライドポテト、はまぐりのワイン蒸し、エビとマッシュルームのトマトパスタ。
毎日外出し、よく呑んでよくおしゃべりした。
私はいつもと変わらずに、毎朝ラジオ体操もしていた。
中野さんが帰ってから、お昼ごはんに鯵の干物(アーケードでみつけた魚屋さんの)を焼き、大根葉の煮浸し(ちりめんじゃこ)と味噌汁(大根の皮、ねぎ)をこしらえた。
しばらく『ばけばけ』を見ていなかったので、食べながら見逃し配信。
最後はおさわちゃんを見て、もらい泣き。
午後、「暮しの手帖」の「気ぬけごはん」100回記念のページのゲラ校正をし、島崎さんにお送りした。
夜ごはんは、スンドゥブチゲ雑炊(いつぞやに冷凍しておいたものを温め直し、豆腐と落とし卵)。
中野さんとふたりでいると、体の外でも中でもいろいろなことが起こって楽しいけれど、やっぱりひとりはいいなあ。
両方があるからいいのかも。

●2026年1月25日(日)晴れときどき雪

朝、起きたときには降っていなかったのに、しばらくして窓を見ると雪が舞っていた。
綿をちぎったような、けっこう大きな雪。
向こうが見えないくらい真っ白。
寒い寒い。
ベッドから出られずに、しばらく窓を見ていた。
ヒマラヤ杉にも、道路にも、すぐに積もった。
雪の日はぼんやりと暗い。
朝風呂から出てきても、まだ降っていた。
でも、なんだか明るい雪になった。
そのうちにやんで、晴れてきた。

洗濯物を干しながら、ラジオ。バッハの無伴奏バイオリンがかかっている。
くっきりと鳴っている。
今朝はなんだかラジオの電波がよく入るな。
ためしに階段の踊り場に立ってみたら、サラウンドになっていた。
1階のラジオは右耳に、2階のラジオは左右に届き、重なってひとつになる。
今はよく晴れ、海も光っている。
ベッドに腰掛け、膝のストレッチをした。
風花が舞って、窓からちらちら入ってくる。
日曜日はラジオ体操の放送がないので、YouTubeを見ながらやった。
第一と第二。ずっと間違えてやっていた運動がいくつかあった。
11時ごろ、雪がまた降りはじめた。
お天気雪だ。
風も強く、窓が白い。
でも、明るい雪。
さあ、今日は、「ソラノマド」と「坂の上のソラシ♪」の原稿を仕上げてしまおう。
休ミちゃんが送ってくれた庭の夏みかんで、マーマレードも作る予定。
あれから雪は、降ったりやんだり。
夕方になっても、きのうよりずっと暖かかった。
原稿はふたつとも書け、お送りすることができたし、マーマレードは皮を刻んで、ゆでるところまでやった。
続きはまた明日。
夜ごはんは、ポテトサラダ(玉ねぎ、きゅうり、ゆで卵、手作りマヨネーズ、ねり辛子、フレンチマスタード)、きゅうりと夏みかんのサラダ(オリーブオイル、塩)、ミルクスープ(きのう作ったにんスープで、いつぞやのクリームシチューをのばした)。
ゆうべから読みはじめた、イ・ユリさんの『ブロッコリーパンチ』という本がすごくおもしろい。
ちょっと不思議なことが起こるのだけど、読んでいるうちにちっとも不思議でなくなる。
切実で正直で、可愛らしくて、新しいのに懐かしさもあって、すごく好きな世界。
今夜も読むのが楽しみ。

●2026年1月21日(水)晴れ一時小雪

朝風呂から上がって身繕いをしていたら、可愛らしい小鳥が2羽、電線にとまっていた。
ツクピー、ツクピーと鳴いて春を知らせる小鳥、シジュウカラだ。
今日は雪の予報なのに、早いなあ。
いつものように英会話のラジオのあとは、ラジオ体操第一と第二。
今日から「ソラノマド」の原稿書き。
夢中で書いていて、2時半くらいに小雪が舞いはじめた。
どうりで寒いと思った。
雪はすぐにやんだ。
夕方、窓を開けると、きーんと澄んだ冷たい空気。
ものすごく寒いけれど、焚き火のような香ばしい匂いがする。
このところ、春がきたみたいに暖かい日が続いていたから、嬉しい。
夜ごはんは、野菜たっぷりワンタンスープ(いつぞやの冷凍エビワンタンで、白菜、椎茸、にんじん、ねぎ、煮卵。スープに薄いとろみをつけた)。

●2026年1月20日(火)晴れのち曇り、一時小雪

朝、ラジオ体操の前に、バナナパンケーキの生地を作った。朝ごはんに食べたくて。
ラジオ体操はけっこう毎日続いている。
よく体が動くし、お腹の調子も調子もいい。
今日は大寒。
天気予報によると、この数日どんどん寒くなって、雪が降るという。
午後、急にクリームシチューが作りたくなり、「コープさん」へ。
出かける前に、小雪が舞いはじめた。
でも、もう後へは引けない。
マンションの置き傘を借りて坂を降りる。
北風も強く、もみくちゃにされながら坂を下った。
鶏肉、ブロッコリー、バナナ、ヨーグルト、牛乳、ぶどうパンなどを買った。
帰り道、山の上の方が雪雲で隠れていた。
さすがは大寒、手がかじかむ。
それでも最初は、北風を受けながら坂を上っていた。
いつもの神社でお参りし、出てきたところでちょうどタクシーが!
渡りに船とはこのことだ。
部屋に帰り着くと、暖房もついていないのに、ものすごくあたたかい。
私はいつも、こんなにあたたかなところで暮らしているのだな。
ありがたいなあ。
夜ごはんは、クリームシチュー(鶏肉、にんじん、かぶ、じゃがいも、ブロッコリー)、パン。
グールドのYouTubeを見ながら食べた。

●2026年1月15日(木)ぼんやりした晴れ

今朝は7時過ぎに起きた。
陽の出の瞬間は見られなかったけれど、靄に包まれた紅い太陽が見えた。
ゴミの日なのでてきぱきと身支度し、モップがけ。
うっかり忘れそうになったけれど、ラジオ体操第二には間に合った。
苦手だった横曲げも、いくらかやわらかく動けるようになってきた。
きのうは、4時まで集中して仕事をし、久しぶりに文子さんさんとドライブがてらのお買い物。
住吉の「コープさん」と「成城石井」で、欲しかったものがみんな買えた。
今日は、窓を開けていても暖かい。
お昼にきのう買ったサーモンをムニエルにし、残ったオイルでほうれん草を炒めた。塩はほんのちょっとだけ。
今の時季のほうれん草は、茎の根もとまでみっちり太って、炒めるとねっとりする。
サーモンには強力粉をまぶし、多めのオリーブオイルでカリッと焼いた。
オイルが多めだと、まわりがカリッと固まって蒸し焼きのようになるから、身がふっくらと膨らむ。
ほうれん草もサーモンも、一口食べたら声が出た。
こういう、なんでもないごはんがすごくおいしい。
今日もまた、新しい『日々ごはん』の粗校正。
今巻は1年分を1冊にまとめることになっているので、読み込みを進めていると、季節の微妙な移り変わりが、日毎にじんわりと伝わってくる。
蝉時雨のなか、エアコンのない1階で夢中になって原稿を書いていて、クラッときた真夏から(熱中症に注意!)、お風呂上がりの夜に、空気の甘い匂いを嗅いだ秋。海がだんだん光るようになった秋の終わり。
10月まで終わったので、残すところあと2ヶ月だ。
夜ごはんは、ピザ・マルゲリータ(きのう「成城石井」で買ったのをオーブンで焼いた)、にんじんの塩もみとロメインレタスのサラダ(玉ねぎドレッシング)。
どうして急にピザが食べたくなったかというと、このごろYouTubeで「ミスター・ビーン」のアニメ版を見ているから。
英語の勉強になるだろうと見はじめたのだけど、変な声で何を言っているのかいまいちわからないので、勉強にはならない。
でもテンポがよく、おもしろくてやめられない。
それにビーンは、料理が好き(多分)。

●2026年1月13日(火)曇りのち薄い晴れ、一時雨

陽の出前の空は雲の色が移ろって、とてもきれいだった。
赤紫、茜紫、茜色。
7時過ぎに顔を出した太陽は、雲に透けて大きく大きくにじんでいた。
いつもは、このくらいの時間にエアコンを入れ、部屋が温まってから起き出すのだけど、今朝は寒さを確かめたかった。
なかなかベッドから出られない。
お風呂に浸かって体を温め、今朝もまた英会話のラジオ。
そして、ラジオ体操第一と第二。
体がなめらかに、弾むように動く。ジャンプするのもはじめは不安定だったのに、普通にできるようになった。
ただ、体を横に倒す運動だけは苦手。膝に重心がかかると痛いので。
私の膝は、この間中野さんちでユウトク君たちとサッカーをしてから、また少し痛くなった。 
今は、ずいぶん調子がよくなったけれど、サッカーが原因だったのかも。
やっている最中はなんでもないのに、翌日から痛くなってようやく気がついた。
今日は曇が厚いな。
夕方みたいに薄暗いけれど、対岸の水際に金色の光がすーっと伸びている。
空気が静か。『日々ごはん』の粗校正日和だ。
きのう、5月まで終わったので、今日は6月から。
その前に、もういちどはじめから遡って見直しをする。
今は4時半。7月の末までできた。
目が痛くなって、集中力が切れたので、今日のところはもうお終い。
夜ごはんは、ねぎとエビのチヂミ(米粉で生地を作ったら、カリッと焼けた。黒酢、醤油、粗びき唐辛子、きび砂糖のタレで)、大根と白菜のお粥(生姜、ごま油)。

●2026年1月11日(日)曇りのち晴れ

今日は、1が3つ並びの日なのだな。
111だ。
金曜日は、とてもいい撮影だった。
撮影中は島崎さんをはじめ、デザイナーもカメラマンも、誰もおしゃべりをしていなかった。
しーんとしたなか、窓からはサンサンと太陽の光が差していて。
みんな、自分の持ち場の仕事に集中し、その空気を感じながら私も台所に立って、ひとつまたひとつと撮影が進んでいった。
カメラマンはとても若く、まっすぐな視線をした私の息子くらいの世代の男の子(失礼!)。
デザイナーはもう少し上の、それでもやっぱり新しい世代の方。
窓辺のテーブルで、島崎さんにインタビューされている間、彼らは山の方に散歩に出かけた。
ハアハアして帰ってくると、カメラマンは座卓でパソコンを開き、撮影した写真の整理に夢中。
デザイナーは本棚の前に座り込み、1冊1冊の本にかじりついていた。
私の本棚には薄い布がかけてあるので、背中が透けて見える。
カーテンの後ろにもぐり込んで、夢中になっている男の子みたい。
カメラマンは写真のことが、デザイナーは本のことが(文字や印刷やデザインだろうか)好きでたまらないという感じが伝わってきた。
私は、そういう子たちが大好き。
ページのできあがりが楽しみでたまらなくなるような、スタッフたちだった。
文子さんとファビオの台所で、みんなで飲んだり食べたりした夕暮れの時間も、すごくよかった。
みなさんをタクシーでお見送りしてから、私はまた戻っていって、文子さんとファビオと夜中まで飲んだ。
いい撮影だったから気持ちが高揚していて、おしゃべりが止まらず、お腹が痛くなるくらい笑って、帰ってきたら1時を過ぎていた。
私は調子にのって、何を飲んだだろう。
カンパリソーダ、ランブルスコ、ハイボール、ジントニック(2杯)。
おかげで久しぶりの二日酔い。
きのうはすっかりお腹を壊し、寝たり起きたりしていた。
でも、楽しかったな。
というわけで、今日から復活。ぼちぼち仕事をはじめよう。
まずは、次に出る2022年『日々ごはん』の、パソコン内での粗校正。
風が強く、海はきらきら。
銀色の光が、ちょうど真ん中にきたところ。
眩しいなあ。
『日々ごはん』の粗校正は、2月までできた。
この年は、『帰ってきた 日々ごはん11』の日記の粗校正を、パソコンでしている。
母がまだ元気だったお正月から、入院して余命を宣告され、神戸から通う介護の日々。
亡くなる間際までのことが描かれた日記なので、思い出すのが辛く、私はなかなか校正に向かうことができない。
そんな話を、今日子ちゃんと三宮の「ファーマーズマーケット」に行った帰りに、横断歩道でしたことなどくっきりと思い出した。
懐かしいなあ。胃カメラもはじめて飲んだんだ。
そして私、まだ63歳だったんだな。
久しぶりに自分の日記を読み返すと、あのころをもういちど丁寧に生き直しているような感じになる。
私個人の日記なのに、真剣に向かっていいし、しかもそれを本にすることが仕事だなんて、とてもありがたいなあと思う。
夜ごはんは、じゃがいものガレット(フライパンに厚めに広げ、おろしたグラナパダーノを間に挟んだ)、ローストポーク(文子さん作をいただいた)、キャロットラペとひじき煮のサラダ(玉ねぎドレッシング)、ミニトマト。

●2026年1月8日(木)晴れのち曇り、一時小雪

6時過ぎに起きた。
ようやく、いつもの体内時計に戻ってきたかも。
このところ朝が曇っていて暗いので、何時なのか分からず、目が覚めていても起きられなかった。 朝風呂から上がって、英会話のラジオ。
ぶつぶつ呟いて、ラジオ体操の第一と第二。
太陽の真下の、金色に光る海を見ながら。
すごく眩しく、太陽が当たって顔が暑い。
目をつぶったりしながらやる。
体が慣れてきたのか、曲の通りに動けるようになった。
はずみもついた。
ほぐれてきたのかも。体って、すごいなあ。
早起きすると朝が長い。
朝ごはんの前に、掃除機をかけることもできた。
今日は、明日の撮影に向けて、支度をしよう。
去年からずっと、流しの排水溝が詰まり気味だったのだけど、管理会社の方にお願いをしたら、午後にきてくださることになった。
今、盛んに水道を流しながら、詰まりを直してくださっているところ。
窓の外では、塵のような粉雪が舞っている。
向こうの空は晴れているのに。
慌てて2階の窓を閉めにゆく。布団カバーを窓に干してあるので。
そのうち、お天気雪となった。
おでんをことこと煮ながら、窓辺でスカートの繕い物。
撮影のお昼ごはんに、みんなで食べようと思って。
夕方になって、また小雪が舞いはじめた。
寒い、寒い。おでん日和だ。
夜ごはんは、おでん(牛すじ、厚揚げ、ちくわ、大根、かぶ、糸こんにゃく、ゆで卵)、きんぴらごぼう(お正月の残りを食べ切った)、紅芯大根の塩もみ(柚子のしぼり汁、柚子皮、香菜)、手作り海苔佃煮、赤かぶ漬け、ご飯。

●2026年1月6日(火)晴れ

起きたら8時だった。
このところ、朝方に目覚めてしまい、二度寝をすると寝坊というのが続いている。
もとに戻さないと。
朝風呂から上がってラジオをつけると、ちょうどラジオ体操がはじまった。
今朝もまたやる。
太陽の真下の海が金色で、あまりに眩しく、目を細めながら。
ラジオ体操、私にはちょっとテンポが早すぎるので、曲には合わないけれどゆっくり動く。
ゆっくりな方が体を感じながらやれる。
朝ごはんを食べ、洗濯をしながらメールをチェックしていたら、ゆらり、ゆらり、ゆらりと揺れた。
きのうも、同じくらいの時間に揺れた。今日の方が強い。
洗濯物を干しながらラジオをつけたら、鳥取と島根の方で大きめの地震があったらしい。
大きな被害がないといいけれど。
お昼前に、「暮しの手帖」の島崎さんから電話があり、撮影の打ち合わせ。
「気ぬけごはん」が次号で100回目になるのを記念して、ページを作ってくださることになっている。
金曜日が撮影。
「気ぬけごはん」の原稿も、今日が締め切り。
きのうのうちにほとんど書けた。
仕上げをして、あとでお送りしよう。
去年の暮れに、「阪急デパート」で長野産のビーツが安かったので買った。
6つも入って400円。
でも、いつもみたいに時間をかけて丸ごとゆでても、甘みやこくがなく、残念だなあと思っていた。
やっぱり、「FARMSTAND」で買う神戸のビーツは特別なのかなあと。
それで、ホイルに包んでオーブンで丸ごと焼いてみた。
2時間近くかけて、かなりやわらかくなるまで。
さっき、皮をむいて食べてみた。
わー、すごく甘くなってる!うれしい!
オリーブオイル、塩、白ワインビネガーでマリネした。
大好きなスカートの、ウエストのゴムを通すための当て布が薄くなってしまい、今、幅広のバイヤステープをちくちく縫いつけている。
今日で聞き逃し配信が終わるので、この間のラジオ(『2025年 もう逢えない、あの人を偲んで〜ゆかりの曲とともに〜』)を聞きながら。
もう、暗記するほど聞いているけれど、静かな番組に心落ち着く。
4時を過ぎて、急に冷え込んできた。指先が冷たい。
空の一位部分だけだけど、夕焼けがいつもに増して朱色だ。
寒いからこんなに鮮やかなのだろうか。
しばらく見とれた。
夜ごはんは、ミネストローネスープ(グラナ・パダーノの欠けらを加えて温め直した)、焼きビーツのマリネ(マヨネーズ、ディルソース)、薄味のひじき煮、キャロットラペ(パセリたっぷり)、焼き餅。

●2026年1月2日(金)晴れのち曇り、一時雪

ここ数日のことを思い出しながら、日記をずっと書いていた。
「気ぬけごはん」も書きはじめようとコーヒーをいれ、ぐっと集中。
4時ごろ、急に暗くなったと思ったら、窓が白い。
わ、雪だ!
どうりで寒いと思った。
水道の水も、氷のように冷たくなった。
おお、舞ってる舞ってる。
綿をちぎったみたいな雪が、どんどん降ってくる。
あっという間に、ヒマラヤ杉が白くなった。
足元が冷え、スカートの中もひんやり。
台所では今、ミネストローネスープを作っているところ。
文子さんがよくこしらえる、トマト味ではないやつの、本場の味を思い出しながら。
にんにく、玉ねぎ、金時にんじんの順にオリーブオイルでじっくりと炒め、次の野菜を加えるごとに塩をひとつまみ。ふたをして、くったりするまで蒸らし炒め。
野菜をすべて炒めたら水を加え、今はことこと煮込んでいるところ。
そのうち空が明るくなって雪はやみ、5時を過ぎたころ、街の明かり灯りはじめた。
夜ごはんは、ミネストローネスープ(玉ねぎ、金時にんじん、椎茸、大根、かぶ、白菜、菜花、南瓜、じゃがいも、紅白大根の葉、かぶの葉、グラナ・パダーノの端の硬いところ)、ビーツポテトサラダ、チャバタ(文子さん作)、カマンベールチーズ、白ワイン。
ミネストローネスープは、器によそってからEXVオリーブオイルをかけた。
くったりと煮えた野菜の甘みがやさしく、たまに口に入る、ねっとり溶けたグラナ・パダーノの硬いところがすごくおいしい。
『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』という映画を見ながら食べた。
なんだか映画にぴったりな、素朴であたたかい味だった。

●2026年1月1日(木)晴れ

新年、あけましておめでとうございます。
今朝は8時少し前に起きた。
太陽はもうすっかり昇って、真下の海が金色。
FMラジオは邦楽がずっとかかっているので、NHK第2にしてみたら、夜によく聞いている『英会話タイムトライアル』をやっていた。
ぶつぶつ唱えながら身支度をし、続いてラジオ体操もした。
朝ごはんは、ヨーグルト(みかん、バナナ、いちご)と、パン(ゆうべ文子さんからもらったチャバタに、カマンベールチーズを挟んだ)。
お昼は、ささやかな元旦の食卓。お雑煮(大根、白菜、紅白大根、ほうれん草、柚子皮)、ごぼうのきんぴら、満月卵(卵黄の味噌漬け)、かぶの柚子香漬け、おぼろ豆腐(亜由美さんにいただいた。オリーブオイル、塩)、伊達巻き、赤かぶ漬け。
今年はお刺身もお肉もないけれど、小さな器にちょこちょこと盛りつけ、正月気分。
その後は、NHKテレビの「見逃し配信」をずっと見ていた。
「サカナクション」のヴォーカル、山口一郎さんのドキュメントがとてもよかった。
陽が落ちて、ぐっと寒くなってきた。
夜ごはんは、お雑煮のお汁で煮込みうどん(伊達巻き、卵、ほうれん草、天かす、柚子皮)、かぶの柚子香漬け。
後片づけのあと、黒豆をもどす。
アムとカトキチが送ってくれた北海道の黒豆だ。
やっぱり、お正月には甘いお豆が食べたくて。

いままでの日々ごはん

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めにうへ