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不定期連載    物件X     2010-01~






■2010-6月11・12・13日
・オモヤ内掃除少々
・草刈り、枝打ち少々


[ ウラヤマ ]

物件Xがうちのものになる前、少なくとも四年は手つかず放置されたらしい。
室内には土ぼこり、見知らぬ動物が爪を研いだかのようなバビブベボロボロの畳畳、そこら中クモの巣。
庭の200パーセントに草木が生い茂っている。
根こそぎじゃなくてもざっときれいにするのに、今年で終わるだろうか。

タクチの上手徒歩一分の離れたところに付属のウラヤマがある。
久しぶりに見に行くとここもやっぱり草木ボーボー。

えーと、まずここへの入り口の笹薮を刈って、道を造るとこからだなー。




[ うちのスペースシャトル ]

物件Xとを、行き来さしてくれるとても健気なうちのスペースシャトル(昭和生まれ)。




[ ブツダンルーム ]

オモヤのブツダンルーム。
正面に古ーいブツダン(上側・祖先用?)と比較的新しいブツダン(右側・新しいホトケさん用?)がある。
イハイとかは外してあった。

そうか、ブツダンについてを検討しなけりゃならなくなった。
そもそもブツダンとはなんだ。
おれらはこれを使うのか、使うとしたらどう使うのか。
仏教徒じゃなくても使ってもいいのか。

それにしても、ものの造りはいいようだ。
捨てるには惜しい。
CDでも入れとくか。
(しーん)。

こういう訳がわからないもの、今すぐにどうしたらいいのかわからないもの、中から人が覗いているような気がするもの(しーん)。
こういうものはとりあえず見えなくしてしまおう。
手っ取り早いし。
病院で手術するときにも術部以外を布で隠すよなー。

ちょっとかわいい生地のせいもあり、ビフォーアフターで印象が大きく変わった。



[ おイノリ ]

新しい惑星、物件Xの探検開始にあたって、新しい「おイノリ」の仕方を開発した。

どこかのジンジャ、テラ、どこでも構わない。
シンボルの前で手を合わせて、頭を垂れる。
シンボルがない場合は、宙でよろしい。
だからどこでもいつでもいい。
願う事柄をイメイジする。
そして唱える。
「宇宙ガ果テシナイコトヲ敬イマス」。

以上。
これさえやっときゃ思わぬ森羅万象、あらゆる災難、万病、願掛けに効き目あり。
の、筈。






■2010-3月25日
・近所ご挨拶
■2010-5月28・29・30日
・水道・電気開通
・草刈り、枝打ち少々


[ 緑の爆発 ]

緑、ゆうのは爆発するんじゃね。
枝たちは炎に似とるね。
メラメラとよう燃え(萌え)とる。
木の芽時の草刈りを逃すとこうなるか。
土地とゆうのは生き物なんじゃね。

まーただ見とれとる訳にはいかんのんじゃが。






■2010-1月
・物件X発見
・資料収集(レーダー追尾)、分析
■2010-2月
・契約(ロック・オン)


[ 大ガレージセール ]

「ひょん」なことからある土地を入手することになった。

別に急ぐことでもなかったあるときなんとなくネット散歩してて、ふと見かけた物件をつい電話で問い合わせて、みた。
見学の日、見上げると目の前に(少し)大振りな「それ」があった。

ものを仕入れるとき、ほとんどはそこら辺の店に行くがそれらはよく売れるものばかりを置くので意外なものに出会いにくい。
店は定番的なものの場所だと思えば、それについてけして文句があるわけじゃない。
ただおらの作風上、つい定番以外のものを探してしまう。
もっと面白いもの、違う発想のものはないのか。
その点、リサイクルショップやフリーマッケットなんかの中古品市場は比較的意外な品々が多い。
自分の生活圏では出会えなさそうな、いろんな生き方の元持ち主のそれぞれの生活のなごりが一カ所に集まっていて楽しい。(かつリーズナブル)。

(話は元に戻るが)、(少し)大振りな「それ」も新品の更地では全然なく中古の民家土地付きであったと言うことなのだが、その中古具合は屋根まで枯れススキと樹木にしっかりと覆われていまにも朽ちている最中のどちらかというとハイキョというべき濃い、元持ち主の色今なお濃く残った物件であった。

オモヤは築ひゃくねんとかのいわゆる古民家で、少々の昭和リフォームの後もとうにほころんできている。
オモヤ脇にある物置の中に家具家財道具のたぐいがぶちこまれていて、それらをオモヤに戻すと往時が再現できそうな準居抜きワケアリ物件だ。

たとえば、あるお宅のガレージセールの品々をまるごと全部買い占めたような。
そしたら、住宅も土地も、付いてきたような。
感じ。

お、おれのようなストリートアダルトでホームレスが・・・、というとまどいももちろん、ある。


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